梅林院とは?
静岡県藤枝市岡部町にある、山号を「谷川山」と称し、十一面千手観音菩薩を御本尊とする曹洞宗寺院で、1488年に朝比奈氏の開基、界巌繁越が開山した古刹。「駿河三十三観音霊場」の第8番札所で、札所本尊は江戸後期の木喰作の子安観音と呼ばれる像高96cmの聖観音菩薩立像。元々合併された神入寺の御本尊だった観音像で、現在は移築された観音堂に、同じく木喰作の像高95.8cmの薬師如来立像とともに安置されている。
この時期がおすすめ!
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
名 称梅林院
ふりがなばいりんじ
ローマ字Bairin-ji Temple
地 区岡部/藤枝市(Okabe/Fujieda City)
住 所藤枝市岡部町桂島964
お問合せ054-667-0863
参考HP駿河三十三観音霊場
するナビ藤枝市の観光スポット
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梅林院の評価


1御本尊と札所本尊は異なるので注意!
札所本尊は、合併前の神入寺の御本尊である聖観音菩薩で、観音堂に安置されているよ!
22体の木喰仏をご覧あれ!
観音堂には、札所本尊である聖観音菩薩と薬師如来像の2体の木喰仏があるよ!
3手入れの行き届いたお庭にも注目!
本堂前のソテツや、池を中心に石が配され庭木が植わる美しいお庭も楽しもう!
梅林院 編


梅林院の地図
梅林院の見所

けっして広い境内とは言えないが、駿河三十三観音霊場だった神入寺が合併されていることもあり、あれこれ見所が詰まった印象の境内だ。

寺の入口に建つ六地蔵に注目するようになると、寺の顔とまでは言わないが、それぞれ特徴があり訪れるのがオモシロくなってくる。

立派なソテツの奥に建つのが、御本尊である十一面千手観音菩薩が安置されている本堂で、座禅会なども行われている。

回遊式と言うほどではないが、優雅に鯉が泳ぐ池の周りには、匠に石が配されていて、庭木も手入れが行き届いた美しい庭園だ。

高さ約7.9mの1800年に建立されたお堂で、1981年7月に改築。元々神入寺より移された梵鐘があったが戦時中に供出。1955年に再鋳。

ここに札所本尊である像高96cmの子安観音こと聖観音菩薩立像と、像高95.8cmの薬師如来立像の2体の木喰仏が安置されている。

静岡県には「龍華寺の大ソテツ」や「能満寺の大ソテツ」などがあるため、それに比べれば見劣りするが、それでも立派なソテツだ。

詳しいことはわからないが、通り沿いの墓所の横に、風雨にさらされないように岩によって囲まれ守られた祠がポツンとある。