正法寺とは?
静岡県静岡市清水区の由比宿にある、山号を「光栄山」と称する日蓮宗寺院。源頼朝より地頭に任ぜられた由比大五郎光高が、由比郷の初代領主として「由比本陣公園」辺り一帯に屋敷を構えていたが、1317年に孫の由比五郎光時(後の浄円)が、その屋敷を割き開基、日興を仰ぎ開山。由比氏はこの後1579年に「延命寺」を建立し浄土宗へ改宗するも、寺は18世紀初頭 身延山久遠寺33世 遠沾日亨の代に、直末寺となる。参道には、1362年建立の「題目塔」が建つ他、1612年に身延山久遠寺22世 日遠が刊行した「慶長文段経」や、1807年に仏師 林如水が作った「霊鷲山曼荼羅」がある。
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名 称正法寺
ふりがなしょうぼうじ
ローマ字Shobo-ji Temple
地 区由比/静岡市(Yui/Shizuoka City)
住 所静岡市清水区由比300
お問合せ054-375-2442
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正法寺の評価


1由比氏が創建した古刹だよ!
正法寺一帯は元は由比氏の屋敷跡で、由比氏が法華道場を構えたのがその始まりだよ!
2今は無き鐘に銘記されていた!
戦時中に供出された鐘に、鎌倉時代の1317年に浄円が草創の文字が刻まれていたんだよ!
3参道の題目塔に注目!
南北朝時代の1362年建立と、由比で一番古い貴重な石碑だよ!
正法寺 編


正法寺の地図
正法寺の見所

太平洋戦争中に供出された鐘には、鎌倉時代の1317年に浄円(由比五郎光時)が草創したとの文字が、はっきりと刻まれていたらしい。

由比大五郎光高は、源頼朝に地頭に任ぜられ、広く「由比本陣公園」からこの正法寺一帯に屋敷を構えていたという。

寺宝として、1612年に身延山久遠寺22世 日遠が刊行した「慶長文段経」や、1807年に仏師 林如水が作った「霊鷲山曼荼羅曼荼羅」がある。

参道入口辺りは、江戸時代に人家が少なかった本宿を加勢し、1ヶ月交替制で隣接する11の村が共同して人足と駄馬を用意した役所跡。