法明寺とは? 静岡県静岡市葵区にある、山号を「高福山」と称する、「駿河三十三観音霊場」の第17番札所となっている曹洞宗寺院。723年に、行基上人により開かれたとされるお寺で、御本尊は「駿河七観音/安倍七観音」と言われる千手観世音菩薩。御詠歌は、「おしなべて よし足久保の 法明寺 大慈大悲の 利益平等」。 この時期がおすすめ! 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 名 称法明寺 ふりがなほうみょうじ ローマ字Homyo-ji Temple 地 区静岡市(Shizuoka City) 住 所静岡市葵区足久保奥組1043 お問合せ054-296-0284 するナビ静岡市の観光スポット 寺院・仏像・お堂 駿河三十三観音霊場 法明寺のPR 法明寺の評価 1不思議なバランスの美を楽しもう! 特別なモノは無いのに、なんとも言えぬ絶妙なバランスの美があちこちに感じられるよ! 2アプローチが絵になるお寺だよ! お寺へ向かう参道が特に雰囲気があり素晴らしく、山の中にポツンとある感じもまたいい! 3御開帳のタイミングを逃さぬように! 御本尊の千手観世音菩薩像、6年ごとの半開帳、12年ごとに本開帳されるよ! 法明寺 編 法明寺の地図 法明寺の見所 アプローチが絵になるお寺 伊豆・駿河エリアには、アプローチが絵になるお寺がいくつかあるが、その中でもこの法明寺は群を抜く存在だ! シュロとヒノキ 左右に、ヤシ科のシュロと、ヒノキの巨木が立ち並ぶ、なんともユニークな参道だ。 絶妙なバランスの上に成り立つ美しさ 整然としているわけでも無く、自然な感じで整ってなさそうで、実は手入れが行き届いている、なんとも言えないお寺だ。縦横のラインや左右対称という概念がことごとく無い世界ながら、なんとも言えないバランスの良さが感じられ、そこに美しさも加わる。個人的に、スゴく魅了されているお寺だ。 仁王門 木々に隠され、遠目にはただの山門に見えるが、近づくと仁王門だと言うことに気づく。 仁王像 小さく迫力はあまり感じられないものの、左右にきちんと仁王像が安置されている。 鐘楼 普通の鐘楼なのに、花木と石段のバランスが良く、普通にカメラを構えても、何となく絵になってしまう・・・ 巨木の間を抜けると・・・ 巨木の間を抜けて進むと、観音堂がある。このアプローチも、実に絵になる光景だ。 観音堂 行基が、怪しい光を放ったこの地の大楠より刻んだとされる七体の観音像の一つが安置されている。 観音堂の厨子 厨子の扉は6年に一度半開帳、12年に一度本開帳される。扉の奥には、駿河七観音の一つである千手観世音菩薩が。 行基、お茶に出逢う! 眼下を望むと、寺の周囲に茶畑が見える。「しゃくしばばあ」の計らいにより、行基がお茶に出逢ったのが、このお寺と言われている。 不思議なお寺 巨木の間から望む観音堂の眺めも、これまた絵になってしまう。とにかくこうした場所が境内のあちこちにあるから不思議だ。 本堂 駿河三十三観音霊場である法明寺の主役は、どうしても観音様のある観音堂となるが、お寺の本堂はこちらだ! 本堂屋根に・・・ 観音堂に比べ、その外観から素通りされやすい本堂だが、屋根に目をやれば、そこには面白い置物が置かれている。 花木と伽藍配置が絶妙 何も特別なモノは無い境内だが、巨木や花木と伽藍の配置が絶妙で、写真で切り取ると絵になるショットが撮れる不思議なお寺だ! 水子地蔵尊 稚児を抱く水子地蔵尊。結構大きく、背後の木々や石燈籠も立派だ。信楽焼だろうか、たぬきの置物がなんとも言えない。