富士養鱒場とは?
富士山西麓の静岡県富士宮市の、海抜約700mの「富士箱根伊豆国立公園」内にある、敷地面積54000㎡のニジマス養殖を産業化するために、1933年10月に開設された国内3番目の県営養鱒場。芝川の水源にもなっている、水温10℃で一日平均5万トンを誇る湧水を利用し、84面約1000㎡の池にて、約20万尾のマス類を飼育。生産・供給・増養殖などの試験研究を行っている。1995年に新たに本館・生物工学研究棟・生物工学水槽実験棟・免疫工学研究棟を建設。1997年から生産業務を民間に移管、品種改良など先進的研究開発に注力中。
この時期がおすすめ!
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
名 称富士養鱒場
ふりがなふじようそんじょう
ローマ字Fuji Trout farm
地 区富士宮市(Fujinomiya City)
住 所富士宮市猪之頭579-2
お問合せ0544-52-0311
するナビ富士宮市の観光スポット
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富士養鱒場の評価


1ニジマスなどの養殖について学ぼう!
展示室で静岡県の増養殖の歴史を学ぼう。水槽にはキャビアの親のチョウザメもいるよ!
2ニジマス生産量は、全国ダブル1位!
静岡県は20%強のトップシェアで全国1位を誇り、市町村単位でも富士宮市が1位だよ!
3駿河湾サーモンに注目!
内浦漁協とのコラボで誕生した、ここで卵から2年、駿河湾で2ヶ月養殖された純静岡ブランド!
富士養鱒場 編


富士養鱒場の地図
富士養鱒場の見所

ニジマスの増養殖の歴史
ニジマスが初めてアメリカより日本に移入されたのは、明治時代の1877年。その後1926年に、国が水産増養殖奨励規則を公布し増養殖を奨励。それを受けて1933年10月に国内で3番目に誕生した養鱒場がここだ。最初のニジマス稚魚は、滋賀県の醒井養鱒場より送られてきたという。

駿河湾サーモンに期待!
ニジマス生産量が全国1位なのに、静岡県民でそれを知る人は少なくピンとこないのが実情。そんな中、この富士養鱒場で誕生した「静岡型ドナルドソンニジマス」を卵から約2年成育させ、その後駿河湾の海水の生簀にて約2ヶ月養殖された「駿河湾サーモン」に注目が集まっている。是非とも純静岡ブランドとして育ってほしい!