勝福寺とは?
静岡県駿東郡小山町にある、山号を「鷹巣山(たかすざん)」と称する臨済宗円覚寺派の寺院。小田原城主 大森頼春が、1422年に出家し家督を氏頼に譲った後に創建したと伝わるが、1574年・1825年・1834年と再三火災に見舞われたこともあり詳細は不明。御本尊は木造の釈迦如来坐像だが、かつて「金時公園」近くにあった正泉寺の「大日堂」が被災により境内に移されたことから、大日如来像も本堂に安置されている。三門は16世紀初頭に今川氏親が築城した「深沢城」の門だったとされ、扁額は白隠禅師の書とされる。
この時期がおすすめ!
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
名 称勝福寺
ふりがなしょうふくじ
ローマ字Shofuku-ji Temple
地 区小山町(Oyama Town)
住 所小山町中島123-1
お問合せ0550-76-7676
するナビ小山町の観光スポット
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勝福寺の評価


18月がおすすめだよ!
田んぼが実り、ヒマワリが咲き、トウモロコシの小穂が伸びる8月に訪れよう!
2三門とその扁額に注目!
三門は深沢城より移築されたもので、扁額の書は白隠禅師のものだよ!
3大日堂を見逃すな!
被災した正泉寺からは、大日堂の他、六地蔵や代々の住職の墓も移されてきたんだよ!
勝福寺 編


勝福寺の地図
勝福寺の見所

のどかな一本道の参道
写真では伝わりにくいが、ヒマワリが咲き、脇に田んぼやトウモロコシ畑がある。こんなにのどかな一本道の参道を歩いてお寺にたどり着くなんて、実にメルヘンチックで素晴らしい。たった60mの道のりなのに、これだけで魅了されてしまった…

アプローチが絵になるお寺
このお寺がどれだけ紹介されているのかわからないが、観光ガイドに登場するお寺ではないのは確かだ。偶然通りがかりに見つけ、気になり引き返して訪れたのが始まりだが、わたしが「アプローチが絵になるお寺」にスポットを当てようと思ったキッカケになったお寺である。

深沢城の門&白隠禅師の書
三門は、16世紀初頭に今川氏親が築城し、後に武田と北条の戦いによりめまぐるしく占拠争いが繰り広げられた、御殿場市にある「深沢城」の門だったとされ、扁額は、「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠」とまで謳われた白隠禅師の書とされる。

御本尊は木造の釈迦如来坐像。境内にある「大日堂」の大日如来像も、ここに移され安置されている。

かつて「金時公園」近くにあった「東向山 正泉寺」の六地蔵が、被災により勝福寺の境内に移されている。

こちらも「正泉寺」より移された大日堂で、大日如来像は現在勝福寺の本堂に移され安置されている。この他「正泉寺」からは、代々の住職の墓も災いを避けこの寺に移されている。