高尾山穂見神社とは?
静岡県富士市を走る、国道469号沿いのヒノキ林の中にある、主祭神として天津日高日子穂穂手見命(あまつひこ ひこほほでみのみこと)を祀る神社。1882年11月に大淵本村の勝亦氏が、山梨県南アルプス市の「穂見神社」を勧請し創建。その後衰退し、同氏が自宅に引き取るも、1899年に転居先で津波に被災し、神社の木片に捉まり命を拾ったことから、再び大淵本村が熱望し八幡宮へ合祀。後に寄進により現在地へ遷座。その後またも戦争により荒廃するも、1973年に山梨県の会社経営者が社殿の寄進を申し出たことを契機に、同年10月に再建され現在に到る。
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1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
名 称高尾山 穂見神社
ふりがなたかおさん ほみじんじゃ
ローマ字Takaosan Homi Jinja Shrine
地 区富士市(Fuji City)
住 所富士市大渕12019
お問合せ0545-55-2777(富士市 観光課)
するナビ富士市の観光スポット
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高尾山穂見神社の評価


1山頂の奥宮まで行こう!
せっかく訪れたのだから、山頂の奥宮まで行ってみよう!
2拝殿の中に本殿があるよ!
拝殿の中に本殿が納まっており、そこに天津日高日子穂穂手見命が祀られているよ!
3飲み物を持参しよう!
プチ登山といった感じで、見た目以上にキツいので、飲み物を持っていこう!
高尾山穂見神社 編


高尾山穂見神社の地図
高尾山穂見神社の見所

高尾山穂見神社
国道469号沿いにドンと建つ「高尾山」の社号標。これを見て思わず車を止めたことを、今でも覚えている。ヒノキ林がパカッと割れ参道が現れたかのような、実に神秘的な神社だ。創建は明治時代の1882年11月で、大淵本村の戸長だった勝亦氏が、山梨県南アルプス市高尾にある「穂見神社」を勧請したのが始まり。

真っ赤な鳥居
笠置に反りが無いが、明神系の鳥居かと思われる。現在のようにきれいに整備されたのは1973年10月のことで、戦争によって荒廃していた神社の社殿の再建を、山梨県の会社経営者が申し出たことを契機に、現在のような姿となった。現在は大淵3丁目の町内会の皆さんが、維持・管理を行っている。

下から見上げると真っ直ぐに参道が伸びており、山頂も見えているので、そんなに大変だとは思わないが、この一直線の山道が曲者だ・・・。

真っ赤な鳥居を抜けると木造の拝殿がある。内部に天津日高日子穂穂手見命を祀る本殿があり、脇には桜の木が植えられている。

山頂へ伸びる約300段の丸太階段の参道は二段階になっており、ここからがキツい。いかに一直線に上ることが大変かがよくわかる。

途中で振り返ってみるとこんな感じだ。この辺りになると、再び山頂が見えてくるが、見た目よりも遙かに遠い。飲み物が欲しくなる・・・

山頂は平坦になっており、そこに奥宮であるこの祠があるだけだ。狐につままれたような感じだが、お参りはきちんとしよう!

山頂からは山林越しに駿河湾が望めるが、正直見晴らしが良いとは言えない。上るのに苦労した分、期待も膨らんでしまうためかもしれない・・・