宝積寺とは?
静岡県焼津市を走る東名高速道路脇にある、山号を「石脇山」と称する臨済宗妙心寺派の寺院。寺伝によると、かつては大崩海岸にある小浜地区に寺があったとされ、室町時代に内陸部へと移ったとされる。本堂には、江戸時代後期に活躍した、仏像彫刻家である木喰(もくじき)の作とされる、一木造りの像高77cm(内台座部分14cm)の地蔵菩薩像が安置されている。
この時期がおすすめ!
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
名 称宝積寺
ふりがなほうしゃくじ
ローマ字Hoshaku-ji Temple
地 区焼津市(Yaizu City)
住 所焼津市石脇下692
お問合せ054-629-1770
するナビ焼津市の観光スポット
総 評
西国三十三番観世音菩薩は評価できるものの、訪れにくい境内の雰囲気と、木喰仏を拝むことがなかなか出来ない点など、一般観光目的で訪れるべきスポットではない。特別に目的をお持ちの方や、お散歩がてらに・・・という方におすすめする。
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宝積寺の評価


1西国三十三番観世音菩薩をお参りしよう!
ズラリと並んだ菩薩像は、江戸時代の1801年に建立されたもので圧巻だよ!
2木喰仏の丁寧な彫りに注目!
木喰は全国を遍歴した遊行僧で、桜材の像高77cmの木喰仏は優しいタッチが魅力!
3境内裏手の山は石脇城跡だよ!
石脇城は今川氏の属城で、あの伊勢盛時こと北条早雲の居城だったんだよ!
宝積寺 編


宝積寺の地図
宝積寺の見所

沼津の駿河三十三観音霊場である「赤野観音」みたいに、ズラリと石造りの観音菩薩像が並んでいる。

昔はこれらの菩薩像を巡ることにより、西国三十三所巡りをしたのと同じ御利益があるとされた。

もともとは大崩海岸の小浜地区にあったと伝わる宝積寺。実は東名高速の工事によっても、お寺は移転させられている。

今川配下だった北条早雲の居城だった城跡で、第三曲輪跡に城山八幡宮、山頂の第一曲輪跡には大日堂と城山稲荷がある。