歴史民俗資料館とは?
静岡県伊豆の国市の、平安時代末期の平治の乱後、源頼朝が配された地として知られる韮山地区の蛭ヶ小島にある、1979年に整備された民俗資料館。古民家建築物は、1977年に県の有形文化財に指定されたもので、江戸時代初期の農家であった、旧韮山町土手和田地区の上野家の旧宅を移築し復元したもの。現存する農家の家屋としては、静岡県内で最古の建築物と推定される。
この時期がおすすめ!
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
名 称歴史民俗資料館
ふりがなれきしみんぞくしりょうかん
ローマ字Museum of History and Folklore
地 区韮山/伊豆の国市(Nirayama/Izunokuni City)
住 所伊豆の国市四日町13
お問合せ055-948-0304(伊豆の国市観光協会)
するナビ伊豆の国市の観光スポット
総 評
予備知識なくパッと見ただけでは、この評価にはならない。見る人を選ぶ観光スポットであり、少なからず建築の知識と、古民家に対する理解が必要だが、静岡県内におけるこの農家建築物の存在価値と、伝統的な建築技法や当時の農家の生活が感じられる点、移築されたロケーションなどを評価した。
歴史民俗資料館のPR
歴史民俗資料館の評価


1昔の農家の生活をイメージしてみよう!
広い土間や囲炉裏など、昔の農民がどのような生活をしていたのか、肌で感じてみよう!
2建築様式をじっくり観察しよう!
棟を支える2本の大黒柱や歴史を刻む上り框、複雑に絡み合う屋根の構造に注目!
3農家家屋としては県内最古だよ!
農家の古民家建築物としては、今のところ静岡県内で最古と推定されているよ!
歴史民俗資料館 編


歴史民俗資料館の地図
歴史民俗資料館の見所

県内最古の農家建築
棟を支える形で、真っ直ぐに屋根まで伸びている2本の大黒柱が印象的。土間と床を区切る上り框も実に立派で、毎日の上り下りや、いろんなモノを上げ下げする際に擦ったりぶつけたりした多くの傷が刻まれている。この上り框が、この家の歴史を一番物語る木材なのかもしれない。

江戸時代初期の農家であった上野家の旧宅を移築し復元した歴史民俗資料館は、1977年に県の有形文化財に指定されている。

しばらく土間に立ちじっくり細部に目をやると、次第に当時の生活が見えてくる。ちょと覗いただけでは、この家は何も語ってくれない!

全体の面積に対して、土間部分が広く感じられる。逆に言えば、家の大きさに関わらず、土間部分はこれ位必要だったのだろう。

源頼朝が配された蛭ヶ小島の明確な場所は?だが、現在この地が蛭ヶ島公園として整備され、石碑や銅像などが建てられている。