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南伊豆町観光ガイド 『石室神社』 | ![]() |
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石室神社(南伊豆町) | ![]() |
★『石室神社』をご覧になるにあたって | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() 四国の「室戸岬」や和歌山の 「潮岬」などとともに、台風情報においてその名が度々登場することから、広く一般に知られるようになった岬が、伊豆半島の南端に位置する「石廊崎」(いろうざき)です。 こんなところに鳥居が・・・と思いつつ、さらにその先の灯台の横を抜け先端へと一路足を進めていくと、やがてちょっと変わった2つの珍しい神社に出くわします。 ひとつが、太平洋に突き出た石廊崎の展望スポットに建つ「熊野神社」で、もう一つが、その手前の崖に潜り込むような形で建つ、この『石室神社』(いろうじんじゃ)です。 2つとも、荒れた日には、波風が吹き付ける嵐の中に建つような神社となるのですが、それぞれ特徴的なご利益がある神社ということで、ここを目当てに訪れる方も少なくありません。 どんなご利益があるかは、個々のページを読み進めて頂くとして、そんなことから、南伊豆ではちょっとした観光名所となっています。 ![]() この「石室神社」という名称は、実は明治時代の神仏分離令により生まれた名で、一般には広く「石廊権現」「石廊崎権現」として親しまれています。 海上安全や商売繁盛、学業成就に交通安全と、様々なご利益があることで知られる「石室神社」ですが、特に海の守り神として、深い信仰を集めています。 現在でも「石廊権現」という方がしっくりくる感じで、未だに多くの方が「石廊権現」と呼んでいる「石室神社」ですが、そんな「石室神社」の創建に関しては、いくつか説があるようで、社殿の中にもその縁起についての説明書きがあり、5世紀頃「石室山金剛院」として建立されたとする説や、701年にお堂が築かれたという説が、現在では有力となっているようです。 「役小角」と言えば、修験道の祖と言われる人物で、あの建築方法が未だ解明できていない「三仏寺投入堂」を、法力によって投げ入れたとする人物ですが、この「役小角」に関しては、また別の説で、伊豆に流されていた際に、お堂そのものを建立したとする説もあり、また、村人が見た不思議な夢が現実となって、ある日社殿が現れたとする、全く別のお話も伝えられています。 いずれにせよ、今から軽く1000年以上前のお話であり、由緒ある神社であることに変わりはなく、「石室神社」は、今も昔も漁業関係者を中心に、広く信仰を集めています。 ![]() その創建に関しても、いろいろと謎の多い「石室神社」ですが、実はこの神社には、もうひとつ不思議なお話が残っています。 その伝説を裏付けるかのように、この「石室神社」は、その「石廊権現」に献上したとされる長さ約12mの帆柱を土台に築かれているわけで、 社殿の床面には、一部ガラス部分があり、この帆柱を直接確認することができます。 そんな帆船に纏わる不思議なお話が残る「石室神社」ですが、これが「独鈷の湯」や「神池」「ゆるぎ橋」などとともに、「石廊権現の帆柱」として、「伊豆の七不思議」のひとつに数えられており、今も語り継がれています。 「石室神社」では、毎年4月3日に、漁業関係者を中心に「石廊権現祭」が催されます。神主がみえて祭事を執り行うとともに、海上では漁船による勇壮なパレードも行われます。 南伊豆の旅には欠かせない場所であり、ちょっと変わった神社巡りがしたいのなら、うってつけの場所とも言えるこの「石室神社」。 南伊豆を語る上では絶対に外せない観光スポットとなっていますので、是非一度訪れてみてください。 |
- 石室神社 -![]() 『旅シュラン』とは?
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