伊那下神社とは?
静岡県賀茂郡松崎町にある、真っ赤な両部鳥居が印象的な、御祭神として彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と、住吉三柱大神(すみよしみはしらのおおかみ)を祀る、「伊那上神社」に対して下の宮と呼ばれる神社。源頼朝寄進の国の重要文化財(旧 国宝)である「松藤双鶴鏡」があることで知られ、境内には古代祭場だった「亥子岩(いのこいわ)」や「龍谷水神社」から湧く長寿の泉と言われる「神明水」の他、県の天然記念物に指定されている推定樹齢1000年の「伊那下神社の大イチョウ」がある。TBS日曜劇場「とんび」のロケ地としても知られ、毎年11月2日~3日の例祭では、郷土芸能の式三番叟が奉納される。
この時期がおすすめ!
1月初詣 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月例祭 | 12月 |
名 称伊那下神社
ふりがないなしもじんじゃ
ローマ字Inashimo Jinja Shrine
地 区松崎町(Matsuzaki Town)
住 所松崎町松崎28
お問合せ0558-42-2268
参考HP伊那下神社の大イチョウ
するナビ松崎町の観光スポット
伊那下神社のPR
伊那下神社の評価


1聖なるパワースポットだよ!
精霊の森を背後に建つ社で、七福神や亥子岩・神明水・彫刻など不思議感がいっぱい!
2樹齢1000年の大イチョウに注目!
静岡県の天然記念物の大イチョウをはじめ、親子イチョウの古木のパワーを感じよう!
311月に訪れよう!
式三番叟が奉納される例祭をはじめ、イチョウの黄葉が美しい11月がおすすめ!
伊那下神社 編


伊那下神社の地図
伊那下神社の見所

精霊の森として崇められてきた牛原山を背後に建つ社で、産業守護・交通航海守護・健康長寿・学業就職成就などの御利益があるとされる。

鳥居をくぐる前から感じてはいたが、とにかく不思議感がハンパない。ここで手や口を清めるとどうにかなりそう・・・と、思わずためらう程だ。

当初は茅葺きだったという、江戸時代の1818年に造営された、朱色で入母屋造の拝殿。この裏手に弊殿・本殿が建ち、背後に聖なる牛原山が控える。

全国の護国神社と同じように、国のために戦争で命を落とした、地元松崎より戦地へと旅立った560余名の英霊を祀った神社だ。

境内の右手奥にある石鳥居の先の森は、さらに一段とパワーを感じる所で、気軽に踏み入ってはならない感じだ。身も心も清めてから望みたい!

拝殿の右手に、大足大明神・弁財天・秋葉神社・愛宕神社・津島神社・金比羅神社・天神社の、伊那下の七福神と呼ばれる摂末社が7つ並んでいる。

大足大明神が手足守護の神であることから、足腰の快気を願い草履のお供えに替わる草履の絵馬が、合格祈願の桜の絵馬と並び奉納されている。

「母イチョウ」と呼ばれる推定樹齢1000年の樹高約22m 目通り約8m 枝張り約25mの大イチョウ。静岡県の天然記念物に指定されている。

花とロマンの里をうたう松崎町だが、ここは古代信仰に通じる場であり、ロマンよりもミステリアスでありスピリチュアルな雰囲気が漂う所だ。

「龍谷水神さん 神明水」の木札が建つ、神宿る牛原山の麓の龍谷水神社から湧く、長寿の泉と言われる名水。この水を求めて訪れる人も多い。

不思議な不思議な水琴窟だ。仕組みは同じで普通の水琴窟なのだが、こうなると風流さは無く、ただただ不思議感だけが残る。
