かんなみ仏の里美術館とは？

静岡県田方郡函南町にある、長い間近くの「桑原薬師堂」に安置されていた24体の仏像が、2008年に町に寄贈されたのを機に、後世に保存継承していくべく2012年4月にオープンした美術館。静岡県指定有形文化財の薬師如来坐像をはじめ、毘沙門天立像・聖観音立像・地蔵菩薩立像・十二神将立像などがあり、中でも1991年にロンドンの大英博物館の「日本の鎌倉時代展」に代表作として出展された、阿弥陀三尊像形態をとる鎌倉時代の実慶作とされる像高89.1cmの阿弥陀如来像と両脇侍像は、国の重要文化財に指定されている。最近明るくなってしまったが、展示方法も興福寺の国宝館を彷彿させるような照明で見ごたえあり。

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名　　称かんなみ仏の里美術館

ふりがなかんなみほとけのさとびじゅつかん

ローマ字Kannami Buddha statues Museum

地　　区函南町（Kannami Town）

住　　所函南町桑原89-1

お問合せ055-948-9330

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