かがみ石公園とは?
静岡県富士市にある、園内に湧く水の中に、伝説の絶世の美女「照手姫(てるてひめ)」が、朝夕身づくろいのために水鏡として利用した平石があり、その石が「鑑石」と呼ばれたことからその名がついた公園。また江戸時代末期に、生活用水として引かれた六田川(むったがわ)の起点でもあり、園内に「六田川水源域」の碑も建てられている。富士市内で初めて梅花藻が見られたのもこの公園で、6月になると蛍が飛び、園内は幻想的な雰囲気に包まれる。
この時期がおすすめ!
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月ホタル | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
名 称かがみ石公園
ふりがなかがみいしこうえん
ローマ字Kagamiishi Park
地 区富士市(Fuji City)
住 所富士市原田
お問合せ0545-55-2777(富士市 観光課)
するナビ富士市の観光スポット
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かがみ石公園の評価


1かがみ石を見逃すな!
伝説上の照手姫が、朝夕欠かさず容姿を整えるのに使用したとされる平石だよ!
2ホタルを見に行こう!
6月になると、近くの「鎧ヶ渕親水公園」とともに、ホタル観賞ができるよ!
3近くの湧水も巡ってみよう!
比奈エリアは湧水が豊富なので「永明寺」や「滝不動」などへも足を運ぼう!
かがみ石公園 編


かがみ石公園の地図
かがみ石公園の見所

湧水マップ?
かがみ石公園周辺の案内マップだが、富士市の比奈エリアは湧水が多く、「原田湧水池公園」「鎧ヶ渕親水公園」「永明寺」「滝不動」「玉泉寺」「医王寺」「泉の郷湧水公園」と、さながら湧水マップのようだ。

照手姫の伝説からその名が付いたとされる公園。公園名の方はひらがなだが、平石の方は、「鏡石」ではなく「鑑石」と書く。

公園入口には、池の中の岩の上に祠が設けられているが、ここで富士市内で初の梅花藻が見られたとか・・・

名前は公園でも・・・
かがみ石公園は、楽しい遊具があったり、子供たちが走りまわったりする芝生広場があるような類いの公園ではない。またロケーションが良いわけでもなく、むしろ目的も無く居ると、周囲から不自然に思われるくらい居心地は良いとは言えない・・・

かがみ石伝説
園内の北東の奥に、伝説の鑑石がある湧水池があり、その奥の竹林の中に「かがみ石」と刻まれた石碑と、説明用の看板が建てられている。それにしても、かぐや姫の「竹採公園」といい、この照手姫の「かがみ石公園」といい、姫伝説の多い地区だ。

常陸国の小栗城主であった小栗判官と、当時まだ恋仲だった絶世の美女「照手姫」が、離ればなれになっていた折に、朝夕身づくろいのために水鏡として利用したとされる平石。今も水面はキラキラと光り、周囲の景色が写り込んでいる。

江戸時代の末期に、水源の乏しかった西比奈村の名主であった野村一郎などの尽力により引かれた生活用水で、現在では暗渠部分が多く、その流れがわかりづらくなった六田川(むったがわ)も、この場所が起点となっている。一方、滝川比奈水道は、現在も組合組織が残る。