林泉寺とは?
静岡県伊東市にある、山号を「水東山」と称する「伊東温泉七福神」のひとつで、草創期を1545年の覚隣により真言宗より改宗された時とする曹洞宗寺院。本堂には、御本尊である釈迦如来像をはじめ、幸福・財産・長寿の三徳を兼ね備えた福禄寿の他、江戸時代の1802年に当地に移ってきた際に安置された薬師如来像と月光菩薩像、一刀彫りの三十三体観世音菩薩像がある。藤の名所として知られ、1970年には静岡県の天然記念物にも指定された他、毎年5月8日には、三十三観音大祭が執り行われる。
この時期がおすすめ!
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月フジ | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
名 称林泉寺
ふりがなりんせんじ
ローマ字Rinsen-ji Temple
地 区伊東市(Ito City)
住 所伊東市荻114
お問合せ0557-37-7804
関連HP林泉寺の藤
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林泉寺の評価


1伊東温泉七福神のひとつだよ!
幸福・財産・長寿の三徳を兼ね備えた福禄寿をお参りしよう!
2県内有数の藤の名所だよ!
「林泉寺のフジ」として、静岡県の天然記念物にも指定されているよ!
3羅漢像がオモシロいよ!
会話が聞こえてきそうなくらい息がぴったりな、向き合う羅漢像の表情に注目!
林泉寺 編


林泉寺の地図
林泉寺の見所

大渋滞のゴールデンウィーク!
伊豆スカイラインの冷川料金所から一碧湖方面へと向かう途中の、県道351号線沿いにあるこの林泉寺辺りは、行楽シーズンには伊豆高原へと向かうクルマが連なる渋滞のメッカとして知られるが、年に一回、フジを見に来る見物客で溢れるゴールデンウィークだけは、林泉寺自体が渋滞の原因にもなっている。

本堂の眺めが一変!
藤棚のフジの花が伸びてくると、入口から見る本堂の眺めが一変する。ただでさえ整い気品溢れる林泉寺境内だが、藤の花によりさらに上品なものへと高められ、寺の印象そのものがより高貴なものとなるから不思議だ。林泉寺のフジは、単に彩りを添えるレベルではない!

ついつい藤棚だけ見て帰りそうになるが、御本尊へのお参りと、ここには「伊東温泉七福神」のひとつである福禄寿があるのをお忘れなく!

庭の草木や堂内の仏像だけじゃなく、お堂の彫刻や置き石など、細かいところにも目をやりたい!

気品が感じられる庭
いつ訪れても手入れの行き届いた庭の美しさには驚かされる。キレイに清掃され整った庭では、木々の緑のわずかな色の違いさえ際だって見え、水面に映し出された景色もまた美しい。とにかく林泉寺は、藤棚も庭もともに気品が感じられる。

詳しいことはわからないが、旧楽雁堂と称する六角堂が、本堂の左手(北側)の池の奥に建てられている。この建物が庭の景観を引き立てている。

藤棚の前にまるで糸が引かれたかのように、ピンと目が合い息がピッタリの羅漢像。表情も豊かで、会話が聞こえてきそうだ!

林泉寺のフジ
毎年5月に花を咲かせる藤棚の眺めは圧巻だ。吉田町の「林泉寺の長藤」もそうだが、伊東の林泉寺も県内有数の藤の名所に数えられる。境内には信者より寄贈された樹齢200年超の藤の大木が2株あり、静岡県の天然記念物に指定されている。フジの花だけに目が行きがちだが、枝振りも素晴らしいぞ!