医王寺とは?
静岡県富士市にある、山号を「龍水山(りゅうすいさん)」と称する、御本尊として阿弥陀如来像を安置する浄土宗寺院。天平年間(729年~749年)に、真言宗寺院として行基により創建。その後今川家の庇護のもと規模を拡大し、16世紀後半には浄土宗へと改宗。現在境内には、本堂・庫裏・薬師堂・天神社・鐘楼の他、涅槃仏などの石仏やマキの大木・山本勘助の供養碑などがある。毎年3月には、初薬師祭典が執り行われ、薬師如来坐像の御開帳も行われる。
この時期がおすすめ!
1月 | 2月 | 3月初薬師 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
名 称医王寺
ふりがないおうじ
ローマ字Io-ji Temple
地 区富士市(Fuji City)
住 所富士市比奈1546
お問合せ0545-34-0329
するナビ富士市の観光スポット
医王寺のPR
医王寺の評価


1薬師堂への階段を必ず上るように!
くれぐれも山門と本堂だけお参りして帰らぬように!
2石仏の数々をじっくり見ていこう!
涅槃仏をはじめいろんな菩薩像があるよ!幼稚園にあるユニークな石像にも注目!
3初薬師祭典へ行こう!
毎年3月の初薬師祭典時には、薬師如来坐像が御開帳されるよ!
医王寺 編


医王寺の地図
医王寺の見所

龍水山 医王寺 山門
絵になる光景をつくりだしている「泉の郷 湧水公園」を抜けた先にある医王寺の山門。右手に六地蔵が並んでいる。幼稚園がある現在の境内からは想像出来ないが、天平年間に行基により創建されたと伝わる古刹だ。お薬師さまが有名だが、山本勘助の供養碑もあったりする。

1716年に再建された、阿弥陀如来像を安置する寄棟造の本堂。園児の声が響く境内にあって、落ち着いた雰囲気を醸し出す。左右の松も印象的だ。

南無薬師如来と書かれたのぼりが連なる。この上に薬師堂や天神社・高さ約30mのマキノキなどがある。山門と本堂だけで帰らぬように!

薬師堂
1831年に再建された寄木造の薬師堂。像高90.2cmの平安時代末期の作とされる、定朝様式の金色に輝く薬師如来坐像が安置されており、眼病に霊験あらたかとされ、地元の方々の信仰も厚い。毎年3月に執り行われる初薬師祭典時には、御開帳も行われ、多くの参拝客が足を運ぶ。

サンプルのようにオーソドックスな造りの石仏だ。白象に乗る普賢菩薩など、日頃から特徴を掴んでいれば他のお寺でも見分けられるはず。

歴史ある涅槃仏ではないが、涅槃仏自体、静岡県内にそうあるものではないので、どういうものかを理解する上では貴重だ!

それぞれの仏様の特徴がよく出ているだけで無く、きちんとフリガナまで刻まれていて、仏像初心者にもわかりやすい。

十数段の石段の上に建っている鐘楼。特に大きい鐘というわけではない。

石柱を見て「おぉ~」と思ったが、薬師堂の右手にある菅公を祀る天神社。上まで行ってお参りを!

境内にある幼稚園には、ウルトラマンやゴジラをはじめユニークな石像が置かれているよ!