ひなまつり
1岡部宿の等身大の雛人形をご覧あれ!
魂のこもった岡部宿のひなまつりの等身大の雛人形は、静岡が誇る雛人形だよ!
2晴れたらすぐに素盞鳴神社雛段飾りへ!
開催期間は長いようで短い! 荒天時には雛段飾りは中止となるので、晴れたらすぐに行こう!
3必見!これが宮様の雛人形だ!
600点に及ぶ調度品に五人官女に小姓付きと、高松宮妃の19体の雛人形は圧巻だよ!
お祭りを見れば、その土地の歴史や地域性がわかる・・・とよく言われるが、その中でも「ひな祭り」は特に地域性が出て、雛人形そのものの形状や顔立ち・衣装の違いやその飾り方など、同じ静岡県でもその地域により様々だ。
また代々受け継がれてきた歴史ある雛人形もあれば、最近登場したユニークな雛人形もあり、農作業の関係から代々3月3日ではなく旧暦の桃の節句の時期にあたる4月3日がひな祭りという志太地区では「志太天神ひな街道」も開催され、これまた様々だ。
静岡県で有名な雛飾りと言えば、伊豆稲取の「文化公園 雛の館」を中心に、あちこちで展示されている「雛のつるし飾り」がある。福岡県柳川の「さげもん」、山形県酒田の「傘福」とともに、「日本三大吊し飾り」と言われる見事な雛飾りだ。
また グランシップ で例年開催される「高松宮妃のおひなさま展」では、600点に及ぶ調度品とともに、三人官女ではなく五人官女、15体では無く小姓もいる19体の、しかも1体1体が大きい、さすがは宮様…という、豪華絢爛な京雛が見られる。こちらも必見だ!
一方、壁のような雛壇として話題となっているのが、日本一の118段の「素盞鳴神社雛段飾り」と、2022年に新たに誕生した天神神社の「日本一 118段ひな飾り」だ。そしてかつて素盞鳴神社と日本一を争ったのが、伊東市が街をあげ盛大に開催していた「伊東MAGARI雛」のメイン会場となっていた「佛現寺」の雛段飾りだ。残念ながら2020年より休止となっていて、現在は「伊東市役所」や「東海館」などでの個別展示のみとなっている。
そして何と言っても特筆に値する雛人形が、「岡部宿のひなまつり」に登場する 等身大の雛人形 だ。人形師 好光の魂のこもった力作であり、全国に誇れる雛人形となっている。同時に展示される、これまた大変貴重な 御殿飾り が色あせて感じられるくらいの素晴らしさだ。是非とも一度は足を運んで、その目で見て欲しい雛人形だ!
※その年の社会情勢などにより、開催中止となっている場合もありますので、お出かけ前に必ずご確認ください!
静岡県中部エリア
富士山麓エリア
伊豆半島エリア
佐野美術館
江戸の名工 原舟月作と伝えられる古今雛や、仁杉家旧蔵の極小雛飾り、京都を中心に西日本地区で広く愛された豪華な御殿飾り雛などを展示。
055-975-7278
佐野美術館
女将の雛飾り
例年2/下~3/中にかけて、かつての湯の宿「花小道」の2階広間にて、明治~平成までの雛人形と御殿飾りなどの雛の展示が行われる。
0558-72-2501
伊豆市観光協会
女将の雛飾り
伊東MAGARI雛【休止】
日本一の段飾りを目指し、佛現寺や伊東市役所・東海館・伊東マリンタウンなどを会場に開かれた伊東の新しいひな祭りだったが、2020年より休止!
0557-37-6105
伊東市観光協会
小室山公園 つばき園
かつて伊東MAGARI雛のサテライト会場となっていた名残りで、小室山公園のつばき園の中にある「つばきの館」でプチ雛飾りが見られる。
0557-45-1594
小室山公園 つばき園