藤・長藤まつり
1同じ寺の名を冠する名所が多いので注意!
場所が異なる林泉寺が2つ、東光寺も2つ…と、どちらも藤の名所となっているので、混同しないように!
2下之坊の藤は必見だよ!
総延長400mに渡る藤棚と、美しい富士山の眺めが同時に楽しめ最高だよ!
3進化した蓮華寺池公園がスゴイよ!
日本一の藤の里を目指し、藤枝市が威信をかけて整備した500mの藤棚とフジの庭園がスゴイよ!
芭蕉の句に『草臥れて 宿借るころや 藤の花』というのがある。一日の旅にくたびれ果て、そろそろ今日の旅籠を探さねばという時、ふと目に飛び込んできた淡い紫色の藤の花によって旅愁にかられている…、そんな旅人の情景が目に浮かぶ。
古くから庶民の心を掴み目でもその香りでも楽しませてきてくれた藤棚が、駿河湾エリアにはいくつもある。実は梅園とともに、静岡は隠れた藤の名所と言っても過言では無いのだが、名前が似ている所が多く混同しやすいのが難点だ。
「林泉寺の長藤」は吉田町、「林泉寺のフジ」は伊東市、どちらも東海屈指の美しい藤棚が見られるが、観光化されより賑わうのは伊東市の方で、吉田町の「林泉寺の長藤」はたどり着くのに一苦労な、ちょっとした穴場的観光スポットだ。でもその花房の長さは立派なもので、実に素晴らしい長藤だ。
一方「東光寺の長藤」は牧之原市、「東光寺」の藤棚は島田市にあるが、有名なのは牧之原市の「東光寺の長藤」。この牧之原市の東光寺の長藤と、前述の吉田町の林泉寺の長藤は親子関係にあり、いずれも寺の名を冠するが、お寺というよりは藤棚がすべてという感じの藤の名所だ。
また藤と言えば藤枝市な訳で、藤まつりが有名な「蓮華寺池公園」と白藤が見られる「白藤の滝」や「白ふじの里」が名所として知られている…と、以前はサラッと紹介していたのだが、ここにきて日本一の藤の里づくりを目指す藤枝市が威信をかけて整備を進めた「蓮華寺池公園」の進化が凄く、拡張された藤棚やフジの庭園は必見だ!
そして圧巻なのは、富士宮市にある「下之坊の藤」で、ここは藤づくしといった感じで素晴らしいのひと言だ。ここを見ずして、静岡の藤を語るなかれ!と言っても過言ではなかろう。
静岡県中部エリア
富士山麓エリア
伊豆半島エリア
東府やResort&Spa-Izu
東府やResort&Spa-IzuのBakery&Table東府やの足湯テラスに藤棚があり、高貴な香りが漂う中、美味しいパンとコーヒーが楽しめる。
0558-85-1000
東府やResort&Spa-Izu