大仁梅林とは?
静岡県伊豆の国市の、滋賀県の日吉大社より勧請し創建された「大仁神社」の裏斜面に、1977年10月10日に誕生した広さ6,000㎡程の梅林で、地元の皆さんによって、自然を活かした形で少しづつ手を加え守られてきた梅林。
伊豆に早い春の訪れがやってくる毎年2月頃になると、斜面に植えられた約80種類 600本の紅梅・白梅が見事な花を咲かせ、訪れた見物客を楽しませる。
園内には周遊できる遊歩道があり、梅林が見下ろせるベンチや、富士山や城山が望める「富士見展望台」が設けられている。
開花期間中には「おおひと梅まつり」も開催され、雅楽や神楽などの演奏や写生コンクール、甘酒の無料サービスなどが行われる。
大仁梅林の見所
大仁神社と枝垂れ梅
平安時代初頭に、滋賀の日吉大社より勧請し創建された大仁神社。普通の梅はあまり写真栄えがしないこともあり、個人的には観梅そのものがそれ程好きでは無かったが、枝垂れ梅に出逢ってからその考えが一変した。
大仁梅林 登り口
国体相撲会場だったこともあり、すり鉢状の不思議な感覚に陥る境内の一角に、大仁梅林の登り口がある。ここから石段を登るのだが、距離は無いが急なことから、入口にはご丁寧にも杖が置かれている。
約80種類 600本の梅
階段を登っていくと『大仁梅林』と刻まれた石碑があり、その奥に約80種類 600本の紅梅・白梅が咲く梅林が広がっている。
遊歩道
伊豆市の「修善寺梅林」や「月ヶ瀬梅林」に比べたら、それほど規模が大きいわけではないが、遊歩道も整備されており、散歩がてらちょこっと梅の花を愛でるには丁度良い所だ。
登り口の枝垂れ梅に注目!
大仁梅林への登り口に咲く、枝垂れ梅が見栄えがして美しいよ!
ウメの開花時期に注意!
その年の気候によって開花時期が2週間くらい変動するので、開花状況を確認してから訪れよう!
「おおひと梅まつり」を楽しもう!
ユニークな祭りに顔を出してみよう!ただし祭りの時が満開とは限らないので注意!
大仁梅林 編