わさび田の緑と石積み・水路、日陰を演出するヤマハンノキが醸し出す美しい景観をご覧あれ!
日本百名山の天城山の北麓 大見川の上流部に広がる、戦国の落人の開拓地とも伝わる江戸時代の享保年間より約300年の歴史があるわさび田。面積14.7haに1500枚のワサビの棚田が広がり、水わさび栽培面積では日本一! また地元の文豪 井上靖の自伝的小説を映画化した『わが母の記』のロケ地でもあり、1月~3月には貴重で可憐な白い花も見られる!
日本農業遺産にして世界農業遺産だよ!
1999年に『静岡県棚田等十選』に、2000年には農林水産省選定の『第8回 美しい日本のむら景観コンテスト』で、むらづくり対策推進本部長賞を受賞。さらに2016年に『静岡水わさびの伝統栽培』として、農林水産大臣により日本農業遺産に認定。2018年3月には国連食糧農業機関(FAO)により世界農業遺産にも認定されているよ!
視界一杯に広がる「畳石式」わさび田は圧巻だよ!
下から大石・礫・砂を敷き透水性を利用し新鮮な湧水を一定に流す棚田方式で、1892年考案!