建築物は新しいけど、弘法大師・白隠禅師ゆかりの古刹だよ!
江浦湾を望む風光明媚な地に建つ、安土桃山時代の1597年5月12日に創建された、山号を大日山と称する臨済宗妙心寺派の寺院で、1965年に再建された本堂には御本尊として聖観音菩薩が安置されている。また江戸時代の1671年に建立、1990年に再建された高台に建つ大日堂には、弘法大師が修禅寺にて修験の折に一刀三礼のもとに彫り上げたとされる、かつては33年に一度、現在は10年に一度御開帳となる秘仏の大日如来像が安置されているよ! この他、樹木のパワーを感じる大楠や境内入口には唯念名号碑などもあり、見所いっぱいだよ!
白隠禅師の書画を刻んだ石碑群が凄いよ!
2013年10月に完成した、"六十の手習い"のことわざを実践するかの如く、還暦を過ぎてから橋本宗一住職が自らの手でコツコツと、地元沼津出身で臨済宗中興の祖と称される白隠禅師の書画を見よう見まねで石碑に刻み、10年がかりで再現した約60基にも及ぶ石碑群で、駐車場をはじめ境内のあちこちで見られる。この他、本堂内にある模写も凄いよ!
登ってビックリの江浦湾を見下ろす絶景のあじさい園だよ!
1980年頃に植えた10株の紫陽花をコツコツと挿し木にて増やした、橋本宗一住職自作のあじさい園。
荒れた草むらに石畳や石碑なども整備し、2020年には江浦湾を一望できる展望台も完成!
今では紫陽花も数百株にまで増え、令和のあじさい寺として沼津の紫陽花の名所に!