蓬莱橋ぼんぼり祭りとは?
静岡県島田市を流れる大井川に架かる、全長897.422mのギネス認定の「世界一長い木造歩道橋」である「蓬萊橋」を舞台に、毎年5月末の土日で開催される幻想的なお祭り。
橋の欄干には、絵手紙教室の生徒や地元の方々が描いた約160個の雪洞(ぼんぼり)がくくりつけられ、日没から20時頃まで点灯が行われ、やさしい光りととともに橋が暗闇に浮かび上がる。
また橋の袂には特設ステージが設けられ、和太鼓や三味線、フラダンスなどの踊りや歌が披露され、訪れた者を楽しませてくれる。
尚、正式な橋の表記は「蓬莱橋」ではなく「蓬萊橋」となる。
蓬莱橋ぼんぼり祭りの見所
蓬莱橋ぼんぼり祭り
世界一長い木造歩道橋である蓬萊橋の欄干には、絵手紙教室の生徒や地元の方々が描いた温かみのある雪洞が160個ほどくくりつけられていて、点灯の瞬間を待っている。いつもと違う蓬萊橋の姿だ…。
明るいうちに渡っておこう
蓬萊橋を訪れるのが初めての人は、明るいうちに一度橋を渡っておくことをおすすめする。その方が、昼と夜との趣の違いがよくわかり、ぼんぼり祭りがより一層楽しめるかと…。
和太鼓の演奏
橋の袂のステージ上では、その年によりプログラムが異なるが、迫力のある大井神社の雅龍神太鼓や蓬莱太鼓・川越し太鼓・和太鼓いぶきなどの演奏の他、歌や踊りなどが披露される。
夕暮れ時の蓬萊橋
夕暮れ時になると、ぼんぼりに灯がともりだす。この時間帯には是非とも河川敷に下りて、下から見上げる蓬萊橋の美しい姿を楽しんで欲しい。
徐々に趣のあるものへ
昼間は味気なかったぼんぼりが、夕日を真正面から受けると、徐々に趣を増していく。そしてぼんぼりに灯がともりだす。明るい時の絵と、灯りにより浮かび上がる絵の印象の違いもオモシロい。
夕焼けをバックに
夕焼けをバックに浮かび上がる蓬萊橋はたたでさえ美しいが、ぼんぼり祭りの際にはさらに幻想的な雰囲気となり、その眺めが一層美しく感じる。
暗闇に浮かび上がる蓬萊橋
いつも夜間は漆黒の闇となり、その存在を消す蓬萊橋だが、ぼんぼり祭りの時だけは、うっすらと照らされ暗闇に浮かび上がる。真っ直ぐに連なるぼんぼりが印象的だ。
蓬萊橋の表情が一変
昼間渡った蓬萊橋の表情が夜になると一変し、一気に趣のある眺めとなる。現代のグリーンのソーラーガーデンライトとのマッチングも、そう違和感のあるものではない。
行きは漆黒の闇まで歩こう!
蓬萊橋を渡る時は、行きは振り向かずにぼんぼりが途切れた先の暗闇まで前を向き歩こう! 漆黒の闇の中で一気に振り返ると、闇に向かって歩いた行きと、市街地の明るさをバックに橋が浮かび上がる帰りとで違った景色が楽しめるよ!
手作りの雪洞
やさしい光りを放つ手作り感たっぷりのぼんぼりの中には、子供が描いたカワイイものやプロ顔負けの力作もあり、1つ1つ作品を見ながら楽しめる。
明るいうちから訪れよう!
夕暮れ時の蓬萊橋の表情は最高だよ!また昼と夜での趣の違いがよくわかるよ!
振り向かずに暗闇まで歩こう!
行きは雪洞が無くなった先の漆黒の闇まで前を向き歩こう。振り返った時に感動するよ!
温かみのある雪洞の絵を楽しもう!
絵手紙教室の生徒や地元の方々が描いた、手作り感たっぷりの雪洞を1つ1つ眺めてみよう!
蓬莱橋ぼんぼり祭り 編