伊豆稲取の一大イベントだよ!
例年1月20日~3月末まで、「文化公園 雛の館」を中心に、協賛会場として「収穫体験農園 ふたつぼり」など町内数ヵ所の展示会場にて開催される伊豆稲取らしい漁村の桃の節句の伝統的行事で、祭り期間中には県内外から約10万人が訪れる稲取の一大イベントだよ! 2月20日頃からは「素盞嗚神社雛段飾り」も見られるよ!
稲取が「雛のつるし飾り」発祥の地なんだよ!
雛のつるし飾りは、江戸時代から伝わる雛の和裁細工のさげもので、もともと田舎の漁村ではなかなか雛祭りに高価な雛人形を飾る家は限られていたため、その代わりに着物の端切れなどを利用しながら手作りの人形を吊るし、女の子の災厄や穢れを祓い成長を祝ったのがそのルーツとされているよ!
細工物には決まり事や意味があり、「猿」は厄が去る、「羽子板」は厄を跳ね返す、「鶴」や「亀」は長寿、「とうがらし」は娘からの悪い虫払い、「ふくろう」は福・不苦労、女の子の象徴である「桃」は邪気・悪霊払い、「三角」は御香を、「巾着」は貯金や金運を、そして稲取らしい「金目鯛」は魔除けの赤の縁起物…と、まだまだたくさんの細工物があるので、一つ一つに注目しながら上から下まで眺めてみよう!
「日本三大つるし飾り」の1つだよ!
山形県酒田の「傘福」、福岡県柳川の「さげもん」とともに日本三大つるし飾りと言われるよ!