焼津神社とは?
静岡県焼津市にある、主祭神として日本武尊を、相殿に日本武尊の東征に従った従者とされる吉備武彦命・大伴武日連命・七束脛命の3柱を祀る、日本武尊ゆかりの由緒ある神社。
社伝では409年創建と伝わり、室町時代頃より入江荘に建っていたことから「入江大明神」と称された。
『古事記』『日本書紀』のヤマトタケルの東征で、賊の火攻めに遭い、草薙剣で草を薙ぎ、向い火を放ち難を逃れた火難伝説を、今に伝える「ヤキツ」の地に建つ神社。古事記では「焼遣」、日本書紀では「焼津」の表記がなされている。
今川家や徳川家の庇護のもと、古くから漁師町だった焼津の漁業関係者からの信仰も厚く、現在も変わらず広く地元民に慕われている。
毎年8月に、東海一の荒祭と言われる例大祭の「焼津神社大祭 荒祭」が盛大に執り行われ、焼津の市街地が一変し「アンエットン」という独特のかけ声が響き渡る。
また境内には、学問の神様を祀る境内社の「焼津天満宮」があり、 合格祈願スポットとしても知られる他、初詣や節分祭・夏越の祓などでも賑わい、2014年には梅園も造られ春先に美しい花を咲かせている。
焼津神社の見所
焼津神社
社伝では409年創建とされるが詳細は不明。ただ平安時代には「焼津神社」の名が登場しており、室町時代頃より入江荘に建っていたことから「入江大明神」とも言われ出している。
日本武尊像
天皇の命を受け東征したヤマトタケルが、賊の火攻めに遭った際に、草薙剣で草を薙ぎ払い、向い火をつけて難を逃れたとされる地が焼津とされる。ちなみに日本武尊は『日本書紀』での記述で、『古事記』では倭建命が多い。
節分祭
豆撒きの前に、弓の音がハッキリと聞こえるほど間近で、伝統的な「鳴弦」「蟇目」「鬼射」の古儀が見られる。2019年からは商品配布が無くなり、純粋な豆撒きだけになったけど、福豆はゲットしやすい!
焼津天満宮
学問の神様として知られる菅原道真公を祀る天満宮。県内中部では、静岡天満宮や大井神社にある大井天満宮などとともに、合格祈願スポットとして知られている。毎年9月25日に、天満宮祭が執り行われる。
日本武尊の東征ゆかりの神社だよ!
草薙神社とともに御祭神として日本武尊を祀る、『古事記』『日本書紀』の火難伝説ゆかりの神社だよ!
節分祭がおすすめだよ!
福豆がゲットしやすい他、神事としても豆撒き前に伝統的な「鳴弦」「蟇目」「鬼射」の古儀が見られるよ!
合格祈願スポットとしても知られているよ!
境内に、学問の神様として知られる菅原道真公を祀る焼津天満宮があるよ!
焼津神社 編