富士市中央公園とは?
静岡県富士市の中心市街地にある、広見公園とともにバラの名所として知られる、1981年より造成が始まり段階的に整備が行われ、1998年に完成した、広さ63,000㎡の市民の憩いの場で、『ふじのくにエンゼルパワースポット』となっている公園。
潤井川を挟んで東西2つのエリアに分かれており、重岡建治の彫刻が建つ「ゆうすい広場」や「富士見の広場」、500名収容の「野外ステージ」、直径8mの「花時計」などがある東地区と、駐車場や8つの鐘が15曲を奏でる高さ6mの「カリヨン時計」「イベント広場」「芝生広場」などがある西地区とが、吊り橋風の「中央公園橋」により結ばれている。
中でも人気なのが、東西両エリアにある1968年に富士市民の花となった「バラ園」で、1998年の開園当初は今とは逆に、西地区に83種208株、東地区に13種800株と、東地区を中心に96種1008株のバラが植えられていた。
その後、2005年に150種1250株に、2007年には花壇の増設を行い、富士市のオリジナル品種として2001年に誕生した『かぐや富士』など51種が加わり、2014年までに208種1330株にまで増えていった。
そして市制施行50周年記念事業の1つとして、2016年5月13日に開催されたばら制定都市会議(ばらサミット)を機に、さらにバラの花壇が増設され、現在、西地区を中心に208種1800株余のバラが植えられており、雄大な富士山をバックに、春と秋の年2回美しい花を咲かせている。
例年4月に「緑と花の百科展」が、5月のGW明けに「富士ばらまつり」が、そして7月には富士市の一大イベントである「富士まつり」が行われ、2018年7月5日には、駐車場の一角に「タリーズコーヒー」もオープンしている。