相良梅園とは?
静岡県牧之原市にある、1997年に開園した約4500坪の自然の地形を活かした梅園で、毎年2月~3月にかけて、白加賀・南高・鹿児島紅・紅枝垂など約20品種 700本の梅が、赤や白・ピンクと色鮮やかな花を次々と咲かせる。
家族によりコツコツと手をかけ整備されてきた園内には、散策路が設けられており、ぐるっと一周できるようになっており、途中にお休み処も設けられている。
通りの反対側には、チケット売り場となる受付があり、自家製梅干しや石焼きいも・おでんなどを販売する売店が併設されている。
またその横のビニールハウス内にも、一足先に花を咲かせる梅の木が植えられており、特に枝垂れ梅が見事な花を咲かせており、こちらも見逃せない。
相良梅園の見所
相良梅園
1997年に開園し700本の梅が咲く相良梅園は、ビシッと整備された観光梅園とは対照的な、手作り感が伝わってくる自然な感じの梅園だ。観光目的ではなく、のんびりと純粋に観梅を楽しみたい方向きとも言える。
チケット売り場と売店
受付となるチケット売り場と売店がつながっており、さらにその横に見事な枝垂れ梅が花を咲かせるビニールハウスが併設されている。売店では、自家製梅干しや石焼きいもなどが売られている。
ビニールハウス
売店横のビーニールハウス。梅園は全体的な色合いに目が行きがちだが、ここでは個々の花をじっくりと観賞できる。ハウスという限られた空間に凝縮された梅の魅力があり、特に枝垂れ梅が美しい。個人的にはこれを見に来た感じだ。
枝垂れ梅
自分が枝垂れ梅に魅せられたのは、三重県の鈴鹿の森庭園の芸術的な枝垂れ梅を見てからだ。それまでは桜に比べ観梅そのものにあまり美を感じていなかったが、梅を見る目が一変したのを覚えている。
自然な感じの梅園
ありのままの自然を活かした梅園で、散策路から眺める梅もまた自由気ままに枝を伸ばした自然な感じの梅だ。感覚的には、大仁梅林と同じような感じだ。ビニールハウス内の梅とは対照的でオモシロい。
お休み処
手作り感のあるお休み処と書かれた休憩所。開放感に欠けるため、一見ただの休憩所に思えるが、実は内部からは額縁効果により梅園が切り取られて見え、絵画的な紅白梅図が楽しめる仕掛けとなっている。
ビニールハウスの枝垂れ梅を見逃すな!
受付横のハウス内に、紅枝垂をはじめとした見事なしだれ梅が咲いているよ!
梅は見頃になってから!
3~5分咲きじゃダメ! 梅はじっくりと見頃を待ってから出かけよう!
ぐるっと一周しよう!
自然の地形を活かした素朴な梅園を、のんびりと一周しながら花を愛でよう!
相良梅園 編