静岡天満宮とは?
静岡県静岡市葵区の呉服町通りを抜けた先にある、「学問の神様」として知られる菅原道真公を祀る神社。合格祈願スポットとして、毎年受験シーズンになると多くの受験生が足を運ぶ。
境内の地下には、その昔「川中天神」として親しまれた時代の天神様の形をした石が埋まっていると言われ、また江戸時代にはこの辺りを四つ足町と呼んだことから、「四足天神」とも言われている。
境内には、その「川中天神伝説碑」や「道祖神」がある他、駿河権介として駿河国に左遷された道真の三男 菅原景行を祀った「景行社」や、秋葉神社の御分霊である像高29cmの金堂製の火伏せ観音像が安置された「火伏観音堂」、戦後に進駐軍の取り壊し命令から逃れるために静岡銀行より遷座された「静銀稲荷社」などが建つ。
また天満宮ならではの、"撫でると夢が叶う"とされる天神様の神使である「臥牛」や、空海・小野道風とともに"書の三聖"とされ「書道の神様」としても崇められる菅公ゆかりの「筆塚」、紅梅・白梅などがある。