すべらず地蔵尊とは?
静岡県島田市金谷の全長430mの石畳で知られる「旧東海道石畳 金谷坂」の途中にある、1993年に建立された六角堂に安置されているお地蔵さま。
全国的にも珍しい寄り添う2体の木彫りのお地蔵さまで、一体が旅人の安全を、もう一体が残された留守家族を守るためのもので、胎内仏として高さ4.5cmの観音像が納められている。
滑らない山石を敷き、長い間東海道を行く旅人の足を守ってきた石畳にちなんで、当時の町長が命名したお地蔵さまで、滑らないにかけて「合格祈願スポット」として、いつしか受験生に人気に!
毎年受験シーズンが訪れると、試験合格を願う多くの受験生や親御さんが足を運び、年明けの1月には「すべらず地蔵尊祈願祭」も執り行われ賑わいを見せている。
すべらず地蔵尊の見所
くれぐれも滑らぬように!
旧東海道の石畳に敷かれた山石は、大きくデコボコしていて少々歩きにくい。少しの距離ではあるが、合格祈願に来てくれぐれも滑らぬように履物には注意したい。特に雨上がりや苔の生えた所には注意!
日限地蔵尊と一緒にお参りを!
覆屋によって雨から守られている六角堂の「すべらず地蔵尊」。わたし自身、受験生の合格祈願に、このすべらず地蔵尊と同じ金谷の「日限地蔵尊」を一緒に訪れ、見事第一志望に合格できていたので、御利益を感じている・・・
今や人気の合格祈願スポット!
わたしが初めて紹介した頃は、ごくごく普通のお堂でほとんど知られていなかったが、最近では「合格祈願スポット」としてテレビの生中継が行われるほどに! 少々驚いてもいるが、紹介する立場の人間としては喜ばしく思う。
寄り添う2体の木彫りのお地蔵さま
胎内仏として高さ4.5cmの観音像が納められている、寄り添う2体の木彫りのお地蔵さま。大工の鈴木誠司作で、一体が旅人の安全を、もう一体が残された留守家族を守るためのものとされる。
「すべらず地蔵尊祈願祭」に行こう!
毎年1月に合格祈願祭が行われるので、受験生は是非この日に! 絵馬の奉納や鉛筆の購入もできるよ!
履き物に注意しよう!
石畳はデコボコ道で結構歩きにくいので、くれぐれも合格祈願に来て滑って転ばぬように!
「日限地蔵尊」と一緒にお参りしよう!
同じ金谷エリアにある「日限地蔵尊」と一緒にお参りして合格祈願をしよう!
すべらず地蔵尊 編