全国に30数体しかないと言われる涅槃像があるよ!
江戸時代の寛永年間に、三養院の控寺として建立されたとされるお堂に、全国に30数体しかないと言われる、お釈迦様が生涯を閉じて涅槃に入る入滅時の姿を表した釈迦如来涅槃像が安置されているよ! 時代を越えて今も地元の守り本尊として信仰を集めているよ!
日本三大寝釈迦霊場と言われる貴重な涅槃像だよ!
御本尊の全長239.39cmの釈迦如来涅槃像は、漆箔が施された桧の一木造で、寛政年間の1796年頃の作とされる。全国には全長41mで青銅製の福岡の南蔵院の釈迦涅槃像や、全長16mの千葉県の萬徳寺の涅槃仏、また張りぼてながら全長45mの札幌の佛願寺の涅槃大仏など巨大な涅槃仏があるが、木像は数体しかなく、また江戸時代より当時の姿のまま残されているのは非常に珍しく、日本三大寝釈迦霊場と言われているよ!
阿弥陀三尊や24体の諸仏像にも注目!
釈迦如来涅槃像の背後に、漆箔が施された寄木造の阿弥陀三尊があるよ!
また涅槃仏の左右には、12体づつ今も色彩豊かな諸仏像が控えているよ!