新桜トンネルとは?
静岡県島田市の家山川沿いの「川根さくら通り」に続く、1975年に植栽された約250本のソメイヨシノによる桜並木の内、緑地公園前に登場する約200mの桜によって作り上げられたトンネル。
1930年に植栽された観光名所の国道473号の「桜トンネル」に対して、「新桜トンネル」と呼ばれる。
また家山川沿いの緑地公園前にあることから、「家山川緑地公園の桜並木」「家山緑地公園の桜並木」とか、「緑地公園の桜トンネル」などとも言われる。
例年3月下旬~4月上旬にかけて見頃を迎え、開花に合わせて「かわね桜まつり」が開催され、「桜トンネル」「牛代のみずめ桜」とともに多くの花見客が足を運ぶ。
特に桜吹雪が舞う時期のピンク色に染まる道の光景が美しく、インスタ映えすることからSNSなどで評判となり、近年若者を中心に多くの見物客が訪れ、川根の新名所となりつつある。
新桜トンネルの見所
新桜トンネル
桜トンネルに対して新桜トンネルと言われる、緑地公園前の桜並木。日の当たり方で大きく表情を変える新桜トンネルは、やや傾きかけた夕方近くの斜めに差し込む柔らかい日差しの時が美しく感じる。個人的には桜吹雪が舞う、満開後の散りかけ時の新桜トンネルが一番好きだ。車道に桜の花が敷き詰められ、柔らかい日差しとともに全体的にピンク色に染まる光景は、何とも言えない。また時折吹く風や、車が通るたびに舞い上がる花吹雪もまた一興だ。
家山川沿いの桜並木
家山川沿いに続く桜並木。そのすぐ手前に見える堤防が、石が詰められた重篭などを使い「大井川伝統的河川工法」により造られたものだ。河川敷に詳しい説明書きがあるので、是非立ち寄って見て欲しい。
緑地公園前の新桜トンネル
西側(上流側)から見た新桜トンネル。夕方は斜め後ろからの順光となる。新桜トンネル自体は、家山川緑地公園前の約200mしかないので、往復しながら日差しによる色合いの変化などを楽しもう!
緑地公園の遊歩道
「川根さくら通り」と言われる市道 家山川線に沿ってある緑地公園の遊歩道。車道から一本入っただけで、全く趣が異なるので、是非こちらも歩いて欲しい。"桜の小径"といった感じだ。
家山川対岸の桜並木
手前が新桜トンネルで、家山川の対岸にもズラリと桜並木が続いている。右手奥へと続く桜並木の先に、一大お花見スポットとなっている「桜トンネル」がある。臨時駐車場の頭上には、鯉のぼりが掲揚されている。
花吹雪が舞う満開後の夕方にかけてがおすすめ!
車道に桜の花が敷き詰められ、柔らかい日差しとともに全体がピンク色に染まる光景は最高だよ!
日差しによる色合いや趣の違いを楽しもう!
東側からと西側からのアプローチの違いで、新桜トンネルの雰囲気も異なるよ!
ついでに大井川伝統的河川工法について学ぼう!
石が詰められた重篭などを使った、大井川伝統的河川工法の説明書きや実物展示があるよ!
新桜トンネル 編