国の史跡で国宝を有する北条氏の氏寺だよ!
1189年に、北条時政が奥州征伐の成功を祈願し創建した北条氏の氏寺で、山号を「天守君山」と称し、阿弥陀如来を御本尊とする高野山真言宗のお寺。茅葺き屋根の本堂は、江戸時代の1789年に建立。かつては守山を借景とし大きな池を配した浄土様式による壮大な伽藍だったことが発掘により明らかとなっており、1973年2月14日に「願成就院跡」として国の史跡となっているよ!
国宝の運慶作五仏をご覧あれ!
2013年6月19日に国宝に指定された、1186年造像の阿弥陀如来坐像・毘沙門天立像・不動明王立像と二童子立像の運慶作の五体の仏像を拝観してみよう。ちなみに仏像の胎内にあった運慶とはっきり書かれている造像銘札4枚も、国宝に指定されているよ! また慶派作とされる本堂の阿弥陀如来坐像や北條政子地蔵と言われる地蔵菩薩坐像、北條時政公肖像もあるよ!
ユニークな五百羅漢があるよ!
境内に北條時政と足利茶々丸の墓所がある他、裏手に実にユニークな五百羅漢があるよ!