郷土の三聖人の偉業を称える道の駅だよ!
県道15号下田松崎線沿いにある、1991年7月1日にオープンし、1995年8月3日に静岡県で3番目の道の駅に登録された、郷土の三聖人の偉業を称える複合施設。幕末~明治期に活躍した松崎出身の三聖人と言われる、漢学者 土屋三余、明治の実業家 依田佐二平、その弟で十勝平野の開拓者 依田勉三の3人の偉人の業績や松崎の歴史・文化を紹介する「三聖会堂」と、その隣に1873年に依田佐二平が私財を投じて開校した公立小学校で、1993年に移築し復元された「旧大沢学舎」が建つ他、地場産品の販売や情報ステーションを兼ねた食事処「天城山房」がある。
都市景観賞を受賞した、かつての輝きは何処へ…
1997年には「静岡県都市景観賞」を受賞した、素晴らしい景観を誇っていた道の駅も、現在では様々な曲で時を告げていた直径11mの「花時計」は止まり、車中泊で人気だった1996年4月7日にオープンした岩造りの露天風呂があった「かじかの湯」も2020年3月31日に閉館し、見る影もない。県下一の財政難である松崎町を象徴するかのように、静岡県にあって異色な観光資源が魅力の町がどんどんと色あせて行き残念だ。個人的には、駿河湾フェリーに巨額な補助金を出しても下船した先がこれでは…と思う訳で、西伊豆の観光資源をブラッシュアップした方が間接的に効果が大きいと思うのだが…。
西伊豆屈指の桜の名所だよ!
道の駅にも桜が咲くが、裏手の宮橋から望む 那賀川沿いの桜並木 の景観が美しいよ!