湖面に映る富士山は神秘的で、言葉にできない美しさだよ!
田貫湖は、富士山の大沢崩れを正面に仰ぎ見る、標高660mの朝霧高原の一角にある、断層により隆起した古富士泥流の窪地を整備拡張し誕生した淡水の人造湖なんだよ! 1923年の関東大震災による地殻変動で、芝川の水量が減少したことによる灌漑のために、1935年より沼地に堤防を建設。その後の拡張を経て、東西1km 南北0.5km 周囲3.3~4km 水深約8m 面積312,000㎡の人造湖が誕生し、貯水量も1,200,000㎥となり、1949年に正式に「田貫湖」に!
ちなみに田貫湖の名の由来には、この地にたくさんのタヌキが生息していたことから「狸沼」と呼ばれていたとか、1384年に神職を譲りこの地に閑居した、富士山本宮浅間大社 の元神主で豪族の田貫次郎実長の荘園にあった沼だから「田貫沼」と呼ばれていた…など、いくつかの謂れがある。また田貫湖周辺には、長者に纏わる『吉野長者の娘』や『炭焼き藤次郎』『伊良親王と延菊』などの伝説が残り、長者が祀られているとされる田貫神社が湖畔北側に残るよ!
富士山の絶景を楽しみながら、田貫湖を一周してみよう!
休暇村富士の展望デッキや田貫湖キャンプ場・たぬき展望台・湖上展望台など、視点を変えながら美しい田貫湖の眺めを楽しもう! ボートやレンタサイクル、野鳥観察にヘラブナ釣りができる他、4月上旬~中旬にかけて約350本のソメイヨシノや山桜が咲き、続いてレンゲツツジやヤマツツジなどが咲き、6月下旬~7月上旬にかけてはゲンジボタルが舞いホタル観賞が楽しめ、秋には紅葉…と、四季の移り変わりも楽しめるよ! また近くに環境省の自然学校 第1号となる「田貫湖ふれあい自然塾」があるよ!
ダイヤモンド富士を見に行こう!
休暇村富士前の展望デッキは、ダイヤモンド富士で知られる富士山の絶景スポットだよ!
例年4月20日と8月20日の前後1週間くらいで、天気の良い早朝が狙い目だよ!
富士山頂から朝日が昇り、眩いばかりに光輝くダイヤモンド富士が正面に見られるよ!