源頼朝の弟で、義経の兄のお墓だよ!
屋敷跡とされる大泉寺の境内の一角にある、源義朝の7男で源頼朝の異母弟、源義経とは同じ常盤御前を母に持つ兄となる阿野全成と、その嫡男(四男)で1219年に謀反を起こし討ち取られた阿野時元のお墓だよ! 阿野全成は幼名を今若丸といい、駿河国の阿野庄を賜り屋敷を構えていたことから、阿野家を名乗り阿野全成となったんだよ!
『首かけの松の伝説』が残るよ!
阿野全成は、1203年に鎌倉幕府2代将軍 源頼家により謀反人として常陸国に配流された後、下野国の益子にて八田知家により誅殺。一夜にして全成の首が故郷の屋敷まで飛んできて、山門横にあった松の枝にかかったとの伝説が残るよ! 残念ながら首かけの松は、マツ枯れにより1964年に伐採されたが、その跡に記念碑が建てられているよ!
下野の益子にも五輪塔が残されているよ!
全成が誅殺された栃木県益子町にある大六天の森にも、ひっそりと五輪塔が残されているよ!