まさに桃源郷のような空間が広げっているよ!
お世辞にもロケーションが良いとは言えない谷間の住宅地の通りから少し下った一角が、狭義の意味で「しだれ桃の里」と言われる、約150本のしだれ桃が植わる旧鈴木邸の庭となる。蓮台寺温泉には湯の華小径や蓮台寺川沿いなど地域全体で約450本のハナモモが植えられており、広義の意味で地域全体が「しだれ桃の里」となっており、「伊豆の桃源郷 しだれ桃の里」「蓮台寺しだれ桃の里」と言われているよ!
7個の種の奇跡!今や下田の春の風物詩に!
今から40年以上前の1978年頃に、元々花好きだった鈴木芳男さんの奥さんがもらってきた7個の種を自宅の庭に撒いたのがその始まり。それが実をつけまた種を植えの繰り返しで、"下田の春の風物詩" とまで言われる桃源郷が誕生し、2013年には「下田まち遺産」に認定。主を失った後も蓮台寺花の会の皆さんが守り続け、今や県内外から多くの見物客が押し寄せる下田の一大イベントに!
この庭に一歩足を踏み入れれば、まさに桃源郷という感じの別世界が広がっており、ボードウォークを歩きながら花を愛でたり、色彩豊かな庭全体を見渡したりしながら、白・桃・紅の花が鈴なりに咲く鈴木さんが作り上げた桃源郷に思いを馳せよう!
「しだれ桃の里まつり」へ行こう!
例年3月下旬~4月上旬にかけて「しだれ桃の里まつり」が開催されるよ!
天神神社では「日本一118段ひな飾り」や、国の重要文化財の大日如来坐像の公開も行われるよ!