寿の紅梅とは?
静岡県御前崎市下朝比奈にある、梅や桜・ツツジ・花菖蒲・紫陽花・睡蓮など日本の四季を彩る花が次々と咲く、水と緑と花であふれる あらさわふる里公園 にある紅梅。
公園入口にある総合事務所や食事処「味工房」がある建物前にある 樹齢90年超 のウメで、巨大な盆栽のような樹形が特徴的で美しく、例年2月~3月にかけて濃いピンク色の花を咲かせる。
この他公園内には、紅梅や白梅・しだれ梅など約200本のウメも植えられており、同時期に咲く早咲きの あらさわ紅桜 との共演が見物で、「梅・さくらまつり」も開催され多くの見物客で賑わう。
寿の紅梅の見どころ
巨大な盆栽のような「寿の紅梅」
2001年4月に開園した日本の原風景が広がるのどかな里山の自然が魅力の、水と緑と花であふれる あらさわふる里公園 の入口付近にある食事処「味工房」前に咲く紅梅だ。
2月の開花シーズンに訪れれば、駐車場から歩き出してすぐに目に飛び込んでくるので、皆足が止まるはずだ。いわゆる杯形の梅の木とは一線を画す松の木のようにどっしりとした安定感のある樹形で、段づくりの枝ぶりも見事な樹齢90年超の紅梅だ。
盆栽の模様木のように、引っ張ったり曲げたりしながら日々特別に可愛がられながら大切に育てられた一本なのだろう。樹冠はすでに完成の域に達しているようにも感じるが、生命力に満ち溢れていて実に生き生きとしている。
立派な梅の木ということなら、三重県の 鈴鹿の森庭園 などでもっと凄い梅の木を見ていたが、それは樹木としての立派さで、盆栽的な要素は感じられないものだった。
この「寿の紅梅」は、わたしには盆栽の延長線上にある美しさが感じられる。そういう梅の木、そう感じさせる梅の木には、今まで出逢ったことが無かった。
そういう意味でこの「寿の紅梅」は特別な存在だ。
最初に あらさわふる里公園 に訪れた時は、上の写真のように夏場だったこともあり、周囲に溶け込んでいたこともあってか、はたまたその松の木のような樹形もあってか、全くノーマークでその存在すら気づかなかった。
それが2月に訪れると、まさかまさか…という感じで華やかに濃いピンクの花を咲かせていて、本当に驚いた。
鈴生りに咲く梅の花!
全体像としての「寿の紅梅」の美しさばかり話してきたが、もちろん梅本来の楽しみでもある一輪一輪の花を愛でることも忘れてはいけない。
「寿の紅梅」に近づいて眺めてみれば、樹木の力強さとは裏腹に、実に可憐で繊細な花を咲かせている。時に鈴生りのように咲いている所もあり、その咲きっぷりは実にあっぱれだ!
「梅・さくらまつり」で、梅と桜の共演!
あらさわふる里公園「梅・さくらまつり」が行われている2月~3月にかけて訪れると、「寿の紅梅」の背後の遊歩道沿いにズラーっと あらさわ紅桜 がこれまたピンクの花を咲かせていて、ダブルピンクの梅と桜の共演が見られる。
ちなみに、静岡県はたくさんの 早咲き桜の名所 を抱える早咲き桜のメッカで、同じ御前崎市だけでも「福田沢里山公園」や、河津桜の桜トンネルで知られる「浜岡砂丘さくら祭り」がある。
紅梅・白梅・しだれ梅も楽しもう!
園内には約200本もの紅梅・白梅・枝垂れ梅が植えられており、2月になると次々に花を咲かす。早咲きの あらさわ紅桜 が咲きだすと、主役を奪われてしまう感じだが、梅の花の観賞も忘れずに!
「寿の紅梅」と「あらさわ紅桜」の共演を楽しもう!
寿の紅梅そのものも美しいが、バックに咲く早咲きのあらさわ紅桜との共演が尚素晴らしい!近づいたり離れたり、横から見たり見上げたりしながら、自分の好みの角度を写真に収めよう!
樹齢90年超の巨大な盆栽の様な枝ぶりに注目!
いわゆる梅の木の杯形とは一線を画す巨大な松の盆栽の様な枝ぶりで、すでに樹冠は完成の域にあるように感じる。鈴生りな花の付き方も素晴らしく、樹齢90年超とは思えない凄い生命力を感じる。
2月からの「梅・さくらまつり」の時期に訪れよう!
あらさわふる里公園が、一年で一番華やぐまさにその頃「寿の紅梅」も見頃を迎えるよ!
寿の紅梅の見どころ
寿の紅梅のおすすめ時期
1月 | 2月紅梅 | 3月紅梅 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
寿の紅梅の基本情報
名称 | 寿の紅梅 |
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読み方 | ことぶきのこうばい |
郵便番号 | 〒437-1605 |
所在地 | 御前崎市 下朝比奈158-7 |
駐車場 | あり |
お問合せ | 0537-85-8230 |
参考HP | 御前崎市役所 |
するナビ | 御前崎市の観光スポット |
アクセス | JR東海道線「菊川駅」 ⇒静鉄バス「新野」下車 徒歩45分 |