日野の菜の花畑とは?
静岡県南伊豆町湊の、マーガレットラインとして親しまれている国道136号の日野の交差点の角地をメインに広がる菜の花畑。
「元気な百姓達の里」と言われ、1992年より始まった「元気な百姓祭」と銘打って耕作放棄地に花の種を蒔く活動の一環で、春は「元気な百姓達の菜の花畑」に、夏は「元気な百姓達のひまわり畑」となる。
当初は規模も小さく認知度も低かったが、長期にわたる活動により今では町の観光資源として多くの観光客が訪れるまでとなり、2012年には「ふじのくに美しく品格のある邑」に登録され、2018年には地域活性化の成功事例として「連合奨励賞」も受賞している。
毎年2月より開催される「みなみの桜と菜の花まつり」の会場にもなっており、期間中には一面の黄色い絨毯の中、「菜の花コンサート」や、大勢の観光客に見守られながら町ぐるみでの祝福を受け結婚式を挙げる「菜の花結婚式」が行われる年もある。
日野の菜の花畑の見所
日野の菜の花畑 案内図
マーガレットラインと言われる国道136号の日野の交差点の角地をメインに、菜の花畑が広がっている。咲いていれば必ず目に留まるので、通り過ぎることは無いはずだ。バス停も目の前にあるので、アクセスは良い。
駐車場
青野川沿いに駐車場があり、ここの北側にも菜の花畑が拡張されいて眺めが良い。ここから出会橋を渡り歩くことになるが、菜の花畑を角度を変え眺められるのでこの歩きは無駄ではない。正面からだとそれで終わってしまいがち…
みなみの桜と菜の花まつり
青野川沿いに咲くみなみの桜(河津桜)の開花時期と重なることから、「みなみの桜と菜の花まつり」として、ダブル主役となっている花畑だ。もちろん川沿いの桜の下にも菜の花は咲いているが、やはりメインはココ!
元気な百姓達の里
1992年より始まった「元気な百姓祭」と銘打って休耕地に種を蒔く活動で、春は菜の花畑に、夏はひまわり畑となる。2012年には「ふじのくに美しく品格のある邑」に選ばれ、2018年には「連合奨励賞」も受賞している。
菜の花畑
菜の花畑では祭り期間中に、下田高校の吹奏楽部による「菜の花コンサート」や、多数の応募者の中から抽選で選ばれたカップルが、大勢の観光客に祝福されながら結婚式を挙げる「菜の花結婚式」が行われる。
ボードウォーク
菜の花畑の中にボードウォークが設けられており、歩きながら思い思いに写真を撮ったり、ベンチに座ってボーっと眺めたり、角度を変え距離を変え菜の花を楽しめる。外から眺めるのとは景色が異なるので、是非とも歩いて欲しい。
菜の花
ふと大人になってからというもの、菜の花は遠目でしか楽しんでいないことに気付く。普段は目線を下げじっくりと観察したことも無く、小学生の頃に学んでいたのだろうが、改めて花弁の枚数や花のカタチを知る有様だ。
菜の花畑のステージで記念撮影
菜の花畑の中に突き出て設けられている、「オープニング神事」や「菜の花結婚式」が行われるステージ。普段は記念撮影スポットとなっており、広さもあるので遠足の子供たちや団体旅行客でも大丈夫!
正面からの眺めだけ楽しんで帰ってはダメ!
国道側からの眺めだけ楽しんで帰りがちだが、日の当たり方で花の表情も変わるので、歩き回って角度を変え楽しもう!
幸せを分けてもらいたい人は、菜の花結婚式へ祝福に行こう!
その年にもよるが、菜の花畑で行われる菜の花結婚式は祝福に行くだけで幸せになれるよ!
みなみの桜(河津桜)の開花に合わせて行こう!
青野川沿いに咲く河津桜の開花状況を確認して、それに合わせて行けば2倍楽しめるよ!
日野の菜の花畑 編