万灯みたま祭とは?
静岡県静岡市葵区にある、国事に倒れた護国の英霊76,230柱を祀る「靜岡縣護國神社」にて、毎年8月13日~15日にかけて行われる、2万個にも及ぶ提燈に「みあかり」を灯し、戦没者の御霊を慰める霊感謝祭。
8月13日の午前中に、みたま祭の神事が執り行われ、夕方に献灯式が行われた後、提燈に明かりが入れられて行く。
祭り期間中、毎日18時~21時まで提燈が灯され、境内には露店が並び、盆踊り大会や花火の打ち上げも行われる。
ちなみに、万灯みたま祭の献灯は、年間を通じて靜岡縣護國神社の社務所にて受付を行っている。
万灯みたま祭の見所
万灯みたま祭
毎年8月13日~15日に、国事に倒れた護国の英霊76,230柱を祀る靜岡縣護國神社にて行われる万灯みたま祭。提燈に「みあかり」が灯されるのは、毎日18:00~21:00までで、境内では盆踊り大会や花火なども行われる。
境内に設けられたステージ
明るいうちからステージ上では、日本舞踊や盆踊りなどが披露され、たっぷりと設けられた客席には、日本の夏を懐かしむ観客の姿が多くみられる。こうして提燈に「みあかり」が灯されるのを待つのもよい。
ズラリと並ぶ2万個の提灯
「みあかり」が灯された、18時直後の提灯。夏場とあって辺りはまだまだ明るく、提灯もまだ白く趣はそれほど感じられないが、初めて訪れた時には、ズラリと並ぶ提灯の多さに驚いた。これから提灯が趣を増し提燈!?へと変化して行く!
徐々に趣を増して行く提燈
暗くなって行くのにつれて、徐々に提燈の灯りが感じられるようになり、それとともに趣も増して行く。この過程を楽しむのも万灯みたま祭の魅力なので、黄昏時、出来れば点灯前から訪れることをおすすめする。
提燈の色の違いを楽しもう!
周囲の明るさにもよるが、場所により提燈の灯りが、白かったり黄色かったり赤かったりするので、歩き周ってその微妙な違いを楽しみながら、写真を撮ってみるのも面白い。
幻想的な提燈の光景
その年にもよるので何とも言えないが、空の明るさや電球などの違いからか、ひと際赤く提燈が灯る一帯があったりして、とても幻想的な雰囲気に包まれるので、それもまた楽しみだったりする。
拝殿へのお参り
拝殿には参拝者の列ができており、「平和」「忠魂」「慰霊」「悠」「鎮魂」「護国」などの文字が書かれた行燈が吊るされた、いつもとは違った雰囲気の中で、思い思いに祈りを捧げている。
拝殿からの眺め
一段高くなった拝殿に立ち振り返り返ると、そこには壮麗な眺めが広がっている。提燈を下から眺めるのも美しいが、こうして上から見下ろすのもまた美しい。
目線を変えて楽しもう!
ただ歩き周って眺めるだけでなく、時にはしゃがんで下から見上げてみよう。目線を変えることで、提燈の列の重なり具合が変わり違った景観が楽しめるので、これまた一興だ。
露店が並ぶ境内
境内には露店が並び、飲食だけでなく昔懐かしいゲームも楽しめたりして、お祭りムードを盛り上げる。さらにこの奥で、19時半と20時半に花火が打ち上る。
黄昏時から訪れよう!
暗さが増してゆく中で、提燈の明るさにより刻々と変化して行く境内の雰囲気がとても幻想的だよ!
2万個にも及ぶ提燈が並ぶ光景は圧巻だよ!
普段は芝生で何もない所に、2万個にも及ぶ提燈がズラリと並ぶ光景は圧巻だよ!
日本の昔懐かしいお祭りを楽しもう!
境内には夜店が並び、ステージでは日本舞踊や盆踊り大会が行われ、花火の打上げもあるよ!
万灯みたま祭 編