桂山のひまわり畑とは?
静岡県静岡市葵区の、中心市街地から車で30分ほど北上した山間部にある、紫陽花の名所として知られる長光寺から、吊り橋を渡った先の「玉川フラワーガーデン」のゲート内にあるひまわり畑で、例年8月上旬に開花し、中旬~下旬にかけて見頃を迎える。
幕末~明治時代にかけて開墾され、1993年~2007年にかけて桂山向田土地改良事業により整備された、62,071㎡の農地の休耕田を利用した切り花用と鑑賞用のひまわり畑で、3万本~4万本のヒマワリが大輪の花を咲かせる。
のどかな田園風景とひまわり畑の景観が、SNSなどで話題となり年々知られる所となり、今では県内外からも多くの見物客が押し寄せるまでとなり、開花期間中には「玉川ひまわり祭り」も行われる。
※コロナ禍の2020年以降、開催中止が続いています。
桂山のひまわり畑の見所
吊り橋
紫陽花の名所である長光寺から、定員12名の中河内川の吊り橋を渡った先に、桂山のひまわり畑がある。長光寺に車を駐めさせてもらっても、お寺のトイレは絶対に使わないこと。畑にある仮説トイレを利用しよう!
中河内川
中河内川に架かる吊り橋の両サイドには、自然豊かな玉川地区の景観が広がっている。夏場は河原で元気に水遊びを楽しむ子供たちの姿が見られる。全国屈指の水質のキレイさを誇る安倍川水系なので、子供たちも安心だ。
ユニークな案山子たち
その年にもよるが、玉川フラワーガーデンのゲートを入ると、手作り感たっぷりのユニークな案山子たちがお出迎えしてくれる。コンテストが行われている年もあったりするので、見られる時にはこちらも楽しもう!
桂山のひまわり畑
お出迎えしてくれるのは、案山子たちだけではない。案山子たちを横目に歩みを進めれば、一面にひまわり畑が広がっている。ただでさえ開放感たっぷりの抜群のロケーションだけあって、否応なしに気分が盛り上がる。
向日葵
ヒマワリは向日葵と書くだけあって、だいたい東~南に向いて花を咲かせている。ゲートから入ってくると、大半は背を向けているので、東側の奥まで足を進めて、向日葵と向き合って観賞しよう!
360度ひまわりに包まれてみよう!
山々に囲まれた自然豊かなロケーションに咲くひまわり畑に飛び込んでみよう! 区画の境や水路など、ひまわり畑に入れる道がいくつかあるので、360度ひまわりに包まれてみよう。ただし道以外に勝手に分け入らないように!
桂山向田土地改良記念碑
幕末~明治時代にかけて、原野を開墾し稲作が行われていた水田を、1993年~2007年にかけて、区画の整理や道路・用水路・排水路の整備などの土地改良を行い、62,071㎡の農地を整備し、現在のような美しい田畑が誕生した。
電気柵に注意!
玉川フラワーガーデンは高電圧フェンスで囲まれているので、子供が近づかないように注意しよう! また出入り時には、田畑を荒らす小動物が侵入しないように、必ずゲートを閉めてカギをかけるように!
横着せずに一番奥まで歩いて行こう!
ひまわりは向日葵と書くだけあって、花の向きがあるので、皆の顔が見られるように東の奥へと足を進めよう!
ひまわり畑に飛び込んでみよう!
区画の境など、ひまわり畑に入れる道もあるので、360度ひまわりに包まれてみよう! ただし道以外はダメだよ!
出入り時は、必ずゲートを閉めてカギをかけること!
電気柵に囲まれ畑を荒らす小動物の侵入を防いでいるので、ゲートの開閉には細心の注意を!
桂山のひまわり畑 編