静岡県伊豆市の土肥温泉を中心に、毎年1月20日頃～2月初旬にかけて開催される、日本一早咲きの桜とも言われる「土肥桜」のお祭り。
土肥温泉エリアに400本ほど植栽されているという土肥桜には、2007年3月に『伊豆土肥』として品種登録された濃いピンクの花を咲かせる紅種と、薄っすらと紅色がかった白い花の白種の2種類の木があり、極寒気の12月下旬より蕾がほころび始め、1月上旬から咲き始め、2月中旬頃まで咲き続ける。
成木でも5～8m位にしかならず、木全体が華やかに紅く染まり、大きな花びらで下向きに花を咲かせるのが特徴で、似た桜の「河津桜」よりもさらに開花が早く、花弁の付け根の重なり方も微妙に異なっている。
祭り期間中には、「土肥桜スタンプラリー」が開催され、コンプリートすると景品が貰える他、メイン会場では桜葉茶のサービスや地場産品の直売なども行われる。
また夜には土肥金山にて「夜桜ライトアップ」として無料で内庭が開放され、日中とは異なる土肥桜の美しさが訪れる者を魅了する。
★開催時期： ～
メイン会場は、2023年だけ土肥金山だったが、また観光案内所がある松原公園に戻った。メイン会場では、土肥桜の説明やスタンプラリーの案内、桜葉茶のサービスや地場産品の直売などが行われる。まずはココへ行ってみよう！
芝生広場の周囲に土肥桜が咲くが、まだまだ若木で味わいは薄い。2022年までは松原公園が基点なのに、なぜかスタンプラリーでは4番目というのが？だった。またメイン会場は夕方早々に閉まるので注意しよう！
真宗大谷派の寺院である万福寺の山門を潜ってすぐ左手に、樹齢50年超の土肥桜としては古木となる立派な木が植わっている。濃い目で美しい見事な花を咲かせ、境内をピンク一色に染めていると言っても過言ではないくらいの存在感だ。
この時期に土肥神社をお参りしたことが無かったので、その存在に全く気付かなかったが、平安の大楠の向かいの駐車場と社務所の右奥に土肥桜が咲いている。万福寺に比べると、まだまだ中堅どころといった感じ。
ソメイヨシノをはじめ大島桜や小松乙女・神代曙・鬱金桜・御衣黄などいろいろな桜が咲く丸山スポーツ公園内に、道路拡張で佐藤医院より移植された土肥桜のルーツとなる土肥桜の原木がある。実に絵になる一本桜だ。
恋人岬の土肥桜は、唯一の桜並木だ。ステラハウスから観光名所の岬の先端へ行くのではなく、花木園の方へ南下する道の両脇に、次々と土肥桜が現れる。ただし下って行く道なので、一応戻ることも考えて…
土肥金山は、外の駐車場と内庭に土肥桜が咲く。初めての人は別として、昼間は駐車場の桜とスタンプだけ頂き先を急ぎ、スタンプを全部集めてから、夜に無料の夜桜ライトアップを楽しむのがおすすめだ！
土肥金山・松原公園・万福寺・土肥神社・丸山スポーツ公園・恋人岬などを巡ったら、旅人岬で夕日を眺め、西伊豆の海の幸を食べ、黄金の湯の足湯でホッコリしてから、夜桜ライトアップを観に土肥金山へ戻るというのがおすすめ！
土肥桜の名所を巡ってスタンプを集め、最後にメイン会場の案内所に見せに行けば、景品が貰えるよ！
日本屈指の早咲きで、1月上旬に開花し2月中旬頃まで咲くが、葉が出てきてしまうので見頃は1月下旬！
通り道となる、安楽寺・まぶ湯・清雲寺・土肥達磨寺と、旅人岬の夕日がおすすめ！
| 1月桜 | 2月桜 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 名称 | 土肥桜まつり |
|---|---|
| 読み方 | といさくらまつり/といざくらまつり |
| 郵便番号 | 〒410-3302 |
| 所在地 | 伊豆市土肥 各所 |
| アクセス | 伊豆箱根鉄道「修善寺駅」 ⇒東海バス「土肥温泉」下車 |
| お問合せ | 0558-98-1212 (伊豆市観光協会 土肥) |
| 参考ＨＰ | 伊豆市観光協会 土肥支部 |
|---|---|
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