静岡県指定の無形民俗文化財だよ!
中秋の名月前夜の旧暦8月14日に、小稲港から100m程入った高台に建つ小稲来宮神社に奉納される舞いで、静岡県で唯一残されている "虎舞" として、1998年3月17日に静岡県の無形民俗文化財に指定されているよ!
小稲港の駐車場に築かれた「虎山」を舞台に、笛や太鼓の囃子に合わせて青年2人が入った大虎が暴れながらも愛嬌のある仕草を見せるなど、静と動のある舞を見せる。特に一人が逆立ち状態で行う舞は危険が伴い、時には崩れ落ちることもあり観ていてハラハラさせられるよ!
虎退治をして述べる和藤内の口上に注目!
虎舞の後に近松門左衛門の『国姓爺合戦』の和藤内に扮した若者が登場し、大虎との格闘の末に虎を退治するよ!
大虎をねじ伏せながら述べる『虎をやすやす 従えて うれしいや~ うれしいや~ うれしいやら~。息あるうちに わが宅へ 連れ帰る!』の口上にも注目!
豊年の年なら「竜虎の舞」が観られるかも!?
豊年の年には、桟橋より煙の中を花火を咥えながら暴れ回る巨大な竜が登場するよ!
虎山から海岸へと戦いの舞台を移しながら、大虎と壮絶な戦いを繰り広げるよ!
2017年に11年ぶりに復活するも、過疎化による後継者不足もあり、今後観られるかどうかは?