樹齢400年超の家康公お手植えの梅だよ!
臨済寺・宝泰寺 とともに "駿河三刹" と言われる、駿河国を代表する古刹の 清見寺 の庭に咲く梅の木で、徳川家康が清見寺を訪れた際に、清見関の庭の梅を取らせて接木して植えたとされる、家康公お手植えの梅だよ!
「臥龍梅」のその名の由来は!?
臥龍と言えば『三国志』の諸葛孔明で知られる言葉で、優れた能力を持ちながら世間に知られないでいる逸材・英雄をいうが、駿府で幼少期を過ごした竹千代こと徳川家康もまた一時期この清見寺に身を寄せており、そこから天下人まで龍の如く昇り詰めたことと、梅の枝振りが龍が臥したように見事なことより、いつしか「臥龍梅(がりょうばい)」と呼ばれるようになったんだよ!
そんな「臥龍梅」にあやかり、いつか天下の美酒と謳われることを願い、地元静岡市清水区にある三和酒造の地酒名にもなっているよ! ちなみに地酒の『臥龍梅』の読み方は「がりゅうばい」。
3月になるとぽつぽつと花を咲かせるよ!
樹齢400年超となり毎年咲くかヒヤヒヤするが、やや遅咲きながら一重で白い花を咲かせる。
さすがに元気はないが、それでも例年3月になるとぽつぽつと花を咲かせるよ!