富士五山であり興門八本山でもある日蓮宗の由緒寺院だよ!
日興の新六人と呼ばれる高弟の一人である宰相阿闍梨こと日郷により、寺伝では建武の新政の時代の1334年(建武元年)、富士宮市教育委員会等では1335年(建武2年)に創建されたとされる、「小泉蓮蔵坊」をその始まりとする富士門流の「富士五山」にして「興門八本山」に数えられる日蓮宗の由緒寺院だよ!
現在の仮本堂はやや左にズレているが、寺号標からの参道・黒門・かつての開山堂、そして富士山が一直線となっているよ!
正式名称は、富士山久遠寺!?
参道入口に「富士山久遠寺」の寺号標が建っているように、山号は "富士山" で「富士山久遠寺」が正式名称となる。富士五山は皆山号に "富士山" が付くことや、日蓮宗の総本山の「身延山久遠寺」と混同されやすいことから、古くからの地名により「小泉久遠寺」と呼ばれているよ!
"山門の富士"と呼ばれた富士山をご覧あれ!
黒門を額縁として真っ直ぐに延びる参道の先にそびえる富士山の眺めは圧巻だよ!
電線が邪魔だけど、額縁効果により富士山が強調され、迫力のある構図となっているよ!