大黒祭 星まつりとは?
静岡県島田市にある日蓮宗の「成等山 正覚寺」にて、毎年2月11日に開催される、江戸時代の1764年開眼の「願かけ大黒」として親しまれている「願満大黒天」の大祭。
家運隆昌・商売繁昌などを祈願する「大黒祭」と、星の吉凶により幸運を呼んだり厄災を遠ざけたりする「星まつり」からなる。
中でも石上誕良上人が、1983年に100日間の荒行を終え大黒相承の秘法を伝授したことより、翌年の1984年から六根清浄・信力増進のために始められた「水行式」が有名。
毎年11月より千葉県の「中山法華経寺」にて、100日間に及ぶ荒行を終えたばかりの僧侶が登場し、「帰山式」を前にフンドシ姿で読経を唱えながら手桶で豪快に冷水をかぶる。
大黒祭 星まつりの見所
開運 大黒祭
色とりどりの「南無願満大黒尊天」や「石上誕良上人」などののぼりが掲げられ、いつもとは様相が一変する正覚寺の境内。
露店が並ぶ境内
昔ながらのたこ焼きやトウモロコシなどの露店が並び、多くの子供連れで賑わう境内。いつの時代も変わらぬ風景で、どこか懐かしい。
豪華景品の福引きも!
テレビやタブレット・自転車・TDLのチケットなど、豪華景品が魅力の大黒祭の福引き。そこらのショッピングモールの福引きよりも凄くて、その年にもよるのだろうが、実に約1800本もの当たりがあったよ!
一番の見所は?
一般人にとっては、家運隆昌・商売繁盛を祈願する大黒祭の一番の見所は、この1m×4m位の水槽を囲み行われる水行式となる。これを観に市外からも多くの見物客が訪れる。
荒行僧
千葉県の中山法華経寺にて、11月より前日まで100日間の荒行を終えたばかりの荒行僧が、白衣をまとい読経を唱えながら列をなし登場する。個人的には、中山法華経寺は小学生の頃よく遊んでいたところだ。
水行式
寒空の中、白衣を脱ぎフンドシ姿になると、手桶で水を一杯すくい目の前に置き蹲踞の姿勢をとる。この後、いよいよ冷水をかぶる荒行が始まる。観ている方にも緊張が走る瞬間だ。
大黒祭星まつり
一般には水行式がメインに思われがちだが、この後本堂にて「帰山式」が行われ、星の吉凶により祈願を行う「星まつり」も執り行われる。
コーナーに陣取ろう!
水行式後の濡れ具合を見れば一目瞭然。コーナーに陣取れば、最前列でも水を浴びにくい。中には、後から来て見えない…とぐずる子供を、喜んで前に行かせて楯にするズルい大人の姿も…
写真を撮るなら早めに行こう!
水行式は10時と13時の2回行われるが、混雑必至なので写真を撮るならお早めに!
水行式はコーナーに陣取ろう!
最前列は水をかぶるので、濡れたくなければコーナーに陣取るのがおすすめ!
大黒祭の福引きがプチ凄い!
当たり本数が多く、そこらのショッピングモールよりも豪華景品が並んでいるよ!
大黒祭 星まつり 編