頼朝と八重姫が逢瀬を重ねた森にある、安産祈願の不思議な神社!
松川の東岸に位置し、源頼朝と伊東祐親の娘の八重姫の密会の舞台となった音無の森にある、お産が軽かったことから安産の神とされる豊玉姫命を御祭神として祀る安産・子宝・縁結びに御利益のある神社で、ふじのくにエンゼルパワースポット。社殿にいくつもの穴の開いた柄杓が奉納されている不思議な神社で、もともとは 子育て地蔵尊 と同じように、安産祈願で訪れた人が、ここで水が通りやすいということから難なく出産できるという安産の御利益がある穴の空いた柄杓を借り受け、出産後のお礼参りで返却する際に、その穴の空いた柄杓とは別にもう1本新たな柄杓に穴を開け奉納するという風習だったが、いつしか出産前とお礼参りで底の抜けた柄杓を奉納するようになっているようだ…。
伊豆三大奇祭にして天下の奇祭と言われる「尻つみ祭り」!
灯りを消し暗闇に包まれた社殿の中で厳かに執り行われる祭儀で、御神酒を回す際の合図として隣の人の尻をつねって盃を回したことに由来する伊豆三大奇祭の1つ。現在では、余興として1975年より始まった「尻相撲大会」の方が有名で、松川タライ乗り競走 で知られる 伊東温泉 らしく、タライの土俵でお囃子の中「ドドンがドン」の合図で行う尻相撲が笑えてオモシロいよ!
絡み合うシイとムクノキ、2本のタブノキに注目!
シイとムクノキが絡み合う様子が、源頼朝と八重姫が仲良く抱き合う姿だとも言われているよ!
また伊東市の天然記念物の、推定樹齢1000年とも言われる2本のタブノキの巨木があるよ!