国の重要無形民俗文化財に指定されているよ!
江戸時代の中頃より、菱垣廻船や樽廻船が入港した相良湊の廻船問屋が、航海の安全と商売繁盛を祈願して行ったのがその始まりとされ、毎年9月中旬の大江八幡宮の例祭に合わせて行われるよ!
「大江八幡宮の御船神事」として親しまれており、飯津佐和乃神社・神明神社・鹿島神社とともに牧之原市の神社で執り行われる4つの "御船神事" の1つで、1999年12月21日に「大江八幡神社の御船行事」として国の重要無形民俗文化財に指定されているよ!
"御船"と呼ばれる木造帆船模型の弁才船に注目!
江戸時代の1824年に、氏子の船主・船頭・水夫・漁師らが航海の安全と大漁を願い奉納した、千石の菱垣廻船と千五百石の樽廻船を精巧に模した全長約2mの1/10スケールの精巧な2代目の船模型が、牧之原市史料館 に残されているよ! 現在の御船は3代目!
大江八幡宮と御旅所となる大江防災センターの2ヶ所で神幸行列を楽しもう!
船若により荒波を乗り越えるが如く、船首と船尾を反転させながら交互に激しく持ち上げる動きに注目!
また風に乗って大海原を行くが如く、勢いよくダッシュする姿も見物だよ!
大江八幡宮では、出発前の柱起し・帆上げと共に唄われる木遣りや、還御での石段の駆上りに注目!
ただし凄い勢いで駆け上ってくるので、くれぐれも邪魔にならないように!