秋葉公園のアジサイとは?
静岡県牧之原市にある、紫陽花の名所として知られる「秋葉公園」内の「あじさい園」に咲くアジサイで、無料で観賞できる。
ホンアジサイ・ガクアジサイ・甘茶の他、西洋アジサイのプリマ・イマキュラータ・アルペングリューン・ミセスヘップパーン・ベネルックスなど、8種約4000株のアジサイが、つづら折りとなった散策路の両脇に自生しており、毎年5月末から6月下旬にかけての約1ヶ月間、青・紫・ピンク・白など色とりどりの花を咲かせ、斜面一面をアジサイの花で覆い隠す。
またこの時期、ライトアップと言う程ではないが、夜9時半まであじさい園の街灯の夜間点灯が行われる。
同時期に同じ牧之原市内で「大鐘家あじさい祭」が開催されているので、一緒に楽しみたい。
秋葉公園のアジサイの見所
秋葉公園 案内図
石階段が続く秋葉神社の参道とは別に、左手につづら折りの散策路が設けられており、その道の両側にアジサイが花を咲かせている。園内には憩いの広場や展望広場などもあるが、公園全体があじさい園という感じで、その中に四阿が建つ休憩所がいくつか設けられている。特別急な坂というわけではないので、上の休憩所までアジサイ観賞を楽しみながら上ってみよう。
秋葉公園入口
春には桜が咲き華やぐ公園入口だが、この時期は脇でさりげなくアジサイが彩りを添えている。入ってすぐあの光景があるだけにギャップが良い。
駐車場
公園の入口には、少々駐めにくいものの8台分の駐車場がある。アジサイの季節は満車の場合もあるので、その時は近くの「秋葉かりんぽの里」の駐車場を利用しよう。
斜面を覆うアジサイの花
青や紫やピンクなど、色とりどりのアジサイの花が、斜面を覆い尽くしている。自然な感じがまた良く、無料でこれだけの眺めが楽しめるのだから、この時期の秋葉公園は魅力的なところだ。同時期に同じ牧之原市内で開催されている「大鐘家あじさい祭」とは観賞方法が全く異なるので、趣向の違いを楽しんで欲しい。
魔法にかかったような美しさ
オフシーズンの殺風景な公園を知る者からすると、6月の秋葉公園の光景は、魔法にかかったような美しさに感じるに違いない。それくらい激変する。逆に言えば、この時期以外に公園を訪れる人はご近所さんばかりで、犬の散歩や健康促進での山歩き目的の人がほとんどだ。
ごくごく普通の紫陽花
ひとつひとつの紫陽花に、特別なものはない。一時期10種類となっていたが、現在はまた8種類に戻ったようだ。ごくごく普通の紫陽花たちだが、斜面を覆うように群生すると、この美しさとなる。
休憩所
あじさい園を巡りながら散策路を上っていくと、一番上にこの休憩所がある。ここまで来たら、あじさい園を見渡しながらゆっくりしてみよう。
日本の四季を感じよう
四阿のある上の休憩所からは、少し花は遠く小さくなるが、すり鉢状に広がるあじさい園全体が見渡せる。ここでのんびりあじさい園を眺めるのも良いものだ。特に小雨が降る日などに、屋根のある四阿から見るあじさい園の光景は、なんとも言えぬ感じで日本の四季を感じさせる。
必ず上の休憩所まで行こう!
下から見上げた眺めも素晴らしいが、上から見下ろすあじさい園の眺めは圧巻だよ!
しっとりとした日に訪れよう!
カンカン照りよりも梅雨らしいしっとりとした日の方が、色も鮮やかで趣も増すよ!
プチ・ライトアップも!
ライトアップと言う程ではないが、開花に合わせ夜9時半まで街灯が点灯するよ!
秋葉公園のアジサイ 編